【レスパス終了に思う、通いたい放題のワナ】 | 坂東市で働く社長・院長:風見 知希のアメブロ

【レスパス終了に思う、通いたい放題のワナ】

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アメリカでは主流になりつつあった

提携ジムなどに通いたい放題になるという

新サービス。

この日本版としてレスパスというサービスがありました。

Lespas [レスパス] - スタジオ通い放題

弊社のジムでもお店側として利用していました。


まず、レスパスを受ける側のメリットは

様々なジムのコンテンツに

月に9800円払っただけで

通いたい放題であるという点。

コンテンツの内容としてはヨガ・ピラティス・ボルダリング・格闘技など

様々。

しかしながら

これにはデメリットも。

当日予約ができない。

キャンセル料(2000円)がかかる

予約が取りにくくなっている

同じレッスンは3回まで

となかなかデメリットが多い。


そして、登録店舗からすると

メリットは

新規顧客を集めてくれる

広告をしてくれていた

入金管理などを会社がしてくれている


など。

しかし、デメリットは

店舗のリピーターになりにくい(通いたい放題な為)

費用対効果が薄い(1時間のレッスンをしてもレスパスとしてリピーターになるため)

レスパスの予約の時間に

別の新規が入ったときの対応ができない


と、双方にとってデメリットが多いわけです。


さて、アメリカのclasspassというビジネスモデルを元に

日本でも始まりましたが

そんなclasspassも通いたい放題のサービス廃止しています。

回数制限を設けています。

ClassPass | The Best Fitness Studios, Classes and Experiences

そりゃそうです。

受講者が増えれば増えるほど

通いまくるから

会社としてはジム側に払う金額も増えていきます。(一つのレッスンにつき少額ですが払うシステム)

通いたい放題という名目の裏には

最初は通いまくるが

だんだんと熱が冷めていき

幽霊会員となる人が増えるから

収益が増えて行く

というモデルでしょう。


通いたい放題とするには

やはり、その先に人を介してしまうと

料金が発生します。

この通いたい放題ということに

機械のみとなったとき

コストもかからず、経営的にも楽になってきます。

店側も人が来てくれることで

物を買ってくれたり、パーソナルトレーニングを別で受けてくれたり

という希望がある為、”人が来る”という事には

大歓迎だと思うのです。


つまりはフロントエンド商品に人や物をもって来るよりも

施設の機械や場所の提供

などをしていれば

多少の形は残せるのではないかと思うのです。

そしてこの点に関して、通いたい放題とする事で

運営会社的にも楽になるのかなと思うのです。

ぐるなびなどもただお店を紹介するというサイトではなく

足繁く運営会社の営業マンが店舗に通い

店舗がどのようにすれば儲かるのかを

しっかりと考えて行動していたから

あのように結果を残している企業になっているのかと思うのです。


このレスパスに次ぐサービス

自分なら

店舗側にこうやってバックエンドまで持っていきましょう

という話もした上で行なっていく

ようにするだろうなと

思ったのです。


良いサービスだなと思っただけに

終了は残念です。

【重要】レスパス サービス終了のお知らせ | Lespas [レスパス]



風見

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