ピンポーン




はっと目が覚めた。




玄関のチャイムが鳴ったような気がしたけど…

夢だったのかな?




夫はまだ帰ってきていない。




「今日も遅いのか…」




そう思って、再び目を閉じた。




ピンポーン




やっぱり夢じゃなかった。




時計を見ると23時 を過ぎていた。




夫が鍵を忘れていったのかな?




そんな事を思いながら




パジャマのままドアを開けた。




ドアの外に見知らぬ男性が立っていた。




男性『夜分、すみません。

こちら、○○△△さんのご自宅でしょうか?』



私「はい。そうですが…」



男性『私、⬜⬜⬜警察刑事課の佐々木と申します。本日、お宅のご主人を××未遂で逮捕しました。』


男性は警察手帳を私に見せた。




私「……えっ!?…今何と…?」




男性『本日、お宅のご主人、○○△△さんを

××未遂で逮捕しました。』




私「夫を…逮捕…ですか!?…どうして…?」




男性『××未遂で逮捕しました。』









何度聞いても理解できなかった私。






夫が……


夫が逮捕されまた……。