パチンコ店と警察、遊技組合との関係について ⑤ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、全国展開をしている企業(パチンコ店)は、新しい地域に出店をする際に、地区組合や警察(生活安全課)から嫌がらせを受けないよう、

警察OBと顧問契約(or契約社員)をして、警察に取り入る事があるという話でした。

その続きです。


今まで書いてきた通り、地区組合警察(生安)は、大抵仲良しです。

じゃあ、地区組合が警察に賄賂を送っているのかというと、そうでもないと思います。

自分が知っている限り、「ミナミの帝王 銀玉王国編」に出てくるような悪徳警官というのは聞いたことがなく、真面目な警官が多かったです。





実際に、今まで、警察検査が終わった後に、缶コーヒーを渡そうとしても受け取った警官はいなかったし、自分が勤めていた会社の役員が警察検査に立ち会った後、食事(昼食)などに誘った事が十数回ありましたが、全て断られました。

プライベートは知りませんが、勤務中は職務を全うする警官にしか会ったことがありません。


では何で、真面目な警官が嫌がらせをするのかというと、まず任期の短さに原因があると思ってます。

今まで2年以上、同じ担当(警察官)だったことはなく、大抵1年~2年で他部署、もしくは他の警察署に異動になります。

その為、前任者のやり方を踏襲し、問題を起こすことなく、やり過ごすことばかりを考えてます(と思います)。


そういう考えだと、どうなるかというと、

地区組合のトップ(組合長)は、その地域で長年に渡り、パチンコ店を経営しているオーナがやっていることが多く、警察との信頼関係が築けています。

その為、新しく配属された警察(生安)の担当者は、地区組合のトップ(組合長)に任せる事で、自分の任期の間は上手くやり過ごせると考えてしまい、

地区組合のトップ(組合長)が、"あそこのパチンコ店は非協力的だ"などと告げ口すれば、それを信じて、自分の任期に問題を起こすお店だと敵視してしまうのだと思います。

続く・・・。


[ 補足 ]
ちなみに「ミナミの帝王 銀玉王国編」の漫画で書かれている内容で、

ジェットカウンターで、計数をごまかしている
裏ロムを付けて、サクラを打たせている
ゴト師に玉を抜かれても放っておく
警察に賄賂を渡している
社長(オーナー)が遠隔をおこなっている

など、全国にあるパチンコ店の99%以上がやってないような内容を、まるで公然の真実かのように書いてます。

これは、ろくに取材もせずに妄想でストーリーを作っているから描ける内容です。

少なくても、実際にパチンコ店に取材をすれば、このような嘘(フィクション)は描けません。
(現場で働いている人を馬鹿にしてます)

と、少し文句を言いましたが、ミナミの帝王はフィクションとしては面白いと思います。


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