自粛ムードの時、パチンコ店は出すのか? ① | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

コロナウイルス(武漢肺炎)の対策として、全国小中学校の休校要請だけでなく、中国や韓国からの入国規制(3月9日開始)が始まるなど、益々、自粛ムードが高まってきたこともあってか、

この様なコメントをいただきました。

コロナ等、自粛ムードの時はお店は出さないのでしょうか?


結論から言えば、

"(出したくても)出せない"のですが、

それでは話が終わってしまうので、

東日本大震災の時はどうだったのか?」を書こうと思います。

東日本大震災


震災時、自分が勤めていた店舗は、震災の影響を受けて数日間営業できず。

また、グループ店は数店舗が倒壊。
(不幸中の幸いで死者は出ませんでした。)

そして、本来であれば、東日本大震災の影響を受けた企業は、国からの助成金が出たのですが、パチンコ業界は、その助成金対象とはならず、自分たちで解決しなくてはなりませんでした。

さらに、この大ピンチの中、

石原都知事が「パチンコ店は電気の無駄!」という発言が追い打ちをかけ、

東北・関東にあるパチンコ店は時短営業を余儀なくされます。


これに対して困ったのが、(自分が勤めていた会社を含む)東日本大震災の影響を受けたパチンコ店です。

何故なら、営業時間が短縮されれば、売上(現金)が減る為です。

続く・・・。


[ 補足 ]
なお、地域(組合)によって差があると思いますが、時短営業は強制ではなく、自主的にやったことになっています。

その為、時短営業をしなかった店舗も存在しました。

[ 補足2 ]
(本題と関係ないように思われるかもしれませんが、)ちょっとしたビジネス問題です。

よく接待などで利用される顧客平均単価が、(1人あたり)2万円の高級料理店があります。

この高級料理店は、昼間はランチサービスをやっていて、そのランチは2,000円で食べれる為、非常に好評を博しています。

しかし、このランチの儲けは殆どありません。

なぜ、この高級料理店では、ランチサービスをやっているのでしょうか?

経理的な観点から答えてください。

(答えは次回に書きます)

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