"稼働数が低い店"の設定の決め方について、少しだけ話をしたところでした。
その続きです・・・。
さて、スロットの設定の決め方ですが、
一番やってはいけないことは「根拠がない」ことです。
例えばですが、
その日の粗利予定が、スロットで50万円だとしたら、シミュレーション上でも、その数値でなければなりません。
(シミュレーションの立て方については、長くなるので、いずれ解説します)
つまり、不確定要素をなるべく排除して、その数値(粗利)に収まるように調整する必要があります。

その為、戦略が誤りだと指摘したのは、
月間アウト平均が3,000しかないお店に、高設定(5、6)台を入れるのは、シミュレーション上、不可能に近いからです。
(その店は等価交換でした)
それにも関わらず、設定5、6を入れてしまうのは、何も考えてないからです。
また、
「お客様が読めない設定の入れ方」は、
お客様に信頼されていないことの裏返しです。
では、どうするのがいいのかと言うと、
稼働数が低い店は、
「お客様に、設定を読んでもらえるようにする」のです。
例えば、
3日間の差枚数が、(お客様側から見て)-5,000枚であれば、設定をあげる必要があります。
その逆で、+5,000枚であれば、設定は下げます。
お客様側から見ると、
「当たり前じゃないか!」と思いがちですが、
お店には、予算達成という目標があったり、スロットを生業としている人の存在があったりして、この当たり前を続けるのが、結構難しいのです。
この続きは、また次回・・・。