パチンコ 遠隔操作 ④ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回、「液晶の演出」と「大当たり抽選」は全くの別物であること。

そして、液晶の演出がバグることによって、プレミアム演出が外れてしまうという話をしました。


今日は、液晶がバグる理由です。

理由は色々とありますが、大抵は「台どつき」と「帯電(たいでん)」です。

特にスロットは、液晶基盤が液晶の真後ろに付いていることが多い為、どついた時の振動が液晶基盤に届きやすく、台どつきをすると結構な確率でバグります。

自分が目撃した中で一番ひどかったのは、4号機の猛獣王で、通常中にビッグボーナスの演出が始まってました。

もちろん、そいつは台をどついてました。

台どつき

台をどつくと、何故、バクるかなのですが、配線(コネクタ部分)の接触不良が主な原因だと思います。

ファミコン世代の方は理解してもらいやすいと思いますが、ファミコンのカセットを斜め差しにしたり、衝撃を与えるとバグることがありましたよね。

原理は、それと同じだと思います。


そして、もう1つの理由が帯電です。

パチンコ台は、非常に電気を帯びやすいです。

何故なら、パチンコ玉同士がぶつかることで、(静)電気が発生するから。

その為、パチンコの島には、アース線や、静電気を防止する粉を玉タンクに入れるなど、帯電させない工夫がされてます。

パチンコのドル箱に、穴が空いているものが多いのも、(静)電気対策です。

ドル箱


帯電したパチンコ台は、液晶がバグったり、電源が突然落ちたりします。

つまり、

プレミアム演出が外れてしまう」ことがあるのは、

”台どつき”と、”帯電”が原因です(だと思ってます)。

まぁ、実はもう1つ原因があるのですが、それについては次回話します。


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