術後経過診察

術後初のクリニックに行って来ました



術後の経過としては

当日～術後3日目まで

特に出血なし。

腹痛なし。

腰痛あり。

術後4日目～5日目

生理痛の様な我慢できる程の腹痛あり。

生理4日程度の出血あり。

若干の腰痛あり。



術後すぐに腹痛もなく、
出血もなかったのに
少し日にちが経ってから腹痛が出てきたので心配していました



エコーでは今まで写っていた黒い丸の胎嚢がなくなり、そのかわり白っぽいモヤがありました。


なんと内膜がまだ子宮内に残っているみたいです


だからかぁー出血少ないの
てか、これってあまり良くないような



自然と排出されていきますってことですが、心配なのでまた来週診てもらうことにしました



結局私の場合、安静にしすぎたのがかえって良くなかったようです



術後安静にしすぎたことで内膜の排出が遅れてるってことみたいあれー！






病理検査の結果

子宮内の妊娠、胞状奇胎等の悪性なものは検出されなかったようです。


今回、染色体検査はしていませんので、流産の原因ははっきりわかりません。


ひとまずは次の生理がちゃんと来るように
無理のない程度で動きます

家がひっちゃかめっちゃかだしね

稽留流産手術～手術～

稽留流産手術についてです




少し眠ると、水分を吸っって目一杯拡がったのか下腹部の痛みは落ち着いていました。
 
だんなとともに誰もいないクリニックに戻りました。
 
 
いつもの診察される階とは別の階で高度な処置（採卵等）が行われます。
初めて立ち入るその階はとてもきれいで静かでした
 

 
だんなとは待機部屋でいったんさよなら。

私は手術室の隣室の回復部屋で支度をしました。
 
 
まずは体重測定（やばい・・・）

その後すべての衣服を脱いで術衣に着替えました。
 
 
看護師さんの指示でベッドに横たわり、点滴をされました。

 
「緊張してる？そりゃしてないほうが無理ですよね」
クリニックの看護師さん、ほとんどの人がいい人です。
緊張をほぐそうと話しかけてくれます。
 
 
「私も一度受けたことがあるけど、寝てる間に終わりますよ」


え？同じ手術をですか？と思いましたが聞きませんでした。
 

「お酒強いですか？」
「いや、弱いんです」
「じゃあ、なおさら大丈夫！寝てる間に終わりますよ」
 


そんな話をしていたら点滴の準備が完了しました。
点滴の針が動かないようにテープで固定されたら手術室に移動です。
 

内診台と同じような椅子に掛けると、看護師さんがたくさん入室してきました。
 

看護師長さんが「昨日よく眠れた？」と声をかけてくれました。
私、眠れなかったんですよ。
 

寝ては手術の夢を見て目を覚まし、一度は子宮内を器具でこすり取られる夢を見て実際に下腹部にそんな感触を覚えたり。。（実際の術式は吸引なのに）
 


そんなことを話していると術衣を着た院長が入室、右手人差し指にモニターのクリップがつけられ、血圧を測られました。
 
 
私、普段は低血圧なんですけど、緊張からか上が135超えてました。
 
 
血圧などの数値を読み上げ、看護師さんが薬剤名を読み上げ投入しました。
 
 
また血圧が測られ、同じように読み上げた後また薬剤を投入。
 

その時に院長が「消毒を開始します」と言ってびちゃっと消毒。

 
え？ウェイウェイ！
ちょっと待ってまだまだ意識あるって！！
 

 
そう思った瞬間、落ちたようです。
気づいたらベッドに横たわっており、横にだんなが通されているところでした。
 
 
意識は戻ってきていて、時々目を開けてはだんなを見、また目を閉じては眠る。
 
 
そんなことを２、３回繰り返していると点滴が終わったようで追加されました。
 
 
そこからさらに１時間弱くらい？
おそらく術後２時間弱くらいして、２本目の点滴が終わるころに看護師さんに起こされました。
 
 
気分が大丈夫そうなら着替えてトイレでちゃんと排尿できるか確認した後、中に入れている止血のガーゼをとるので診察階に降りてくるように言われました。
 
 
横になっていると大丈夫そうなんですが、起き上がると気持ち悪くなり、少し休んでいましたが、尿意があったので頑張って着替えてトイレに行きました。
 

特に問題なくできたので降りようと思いましたが、フラフラするのでまたベットで横になっていると看護師さんがまた見に来てくれました。
 
 
下に降りるとすぐに内診室に呼ばれガーゼを抜かれました。
これも抜くときに痛いと見たことがあったのですが、緊張したほどではありませんでした。
 
 
診察室で説明があるので待合にいたのですが、気分がどんどん悪くなってきました

すぐに看護師さんからベットで休むように案内されて助かりました

 
そこから３０分位休んでいたと思います。
 

後からだんなに聞いたところ、「奥さんお酒弱いって言っていたから麻酔がよく効いたのかもしれません」と言われたそうで、お酒に強い自分は麻酔が効きにくい体質なのか？とガグブルしていて笑えました。
 
 

院長から無事に処置が完了したこと

薬を２種類（子宮収縮剤と感染症予防の抗生剤）を出すので毎食後服用すること

子宮内に残っている場合この子宮収縮剤で排出しようとするので稀にお腹が痛くなりすぎる場合があるので、あまりにもきついときは飲まなくてもいいこと

また、その際市販の生理痛用の鎮痛剤を飲んでいいこと

出血が多い場合や発熱などがあれば連絡して受診すること

特に問題がなければ１週間後に術後経過を診せに来ることを伝えられました。
 
術後、病理検査に出され、胞状奇胎等無いかの確認がされるそうです。
 
 
 
 
 

 


こうして、私の初めての妊娠は終わりました。


子宮収縮剤には赤字で「妊婦・妊娠の疑いがある場合服用禁止」と書かれています。

これを見る度に、「あぁ・・自分はもう妊婦でないんだ」と思い知らされます

 
あと、診療明細書の病理の欄に「１臓器」と書かれていたことが妙に悲しく思いました。
 
 
手術前夜、だんなと真っ暗な寝室で泣きました

手術当日、クリニックでは泣きませんでした。でも夜にやはり涙は出ました。
 
 
なんだかこの２か月があまりにもいろいろありすぎて、長い夢を見ていたんじゃないかと思ってしまうこともあります


ずっとフワフワしていて、どこまでが現実かわからないような・・
そんな感じがします