今回はこちら
1980年代のバブル時代を舞台にした作品。
この頃に生まれたであろう柚木さんか゜書いたとは・・
驚くばかりです。
東京を離れると決めてから上司に連れられて行った
高級鮨店で、その後の運命が変わってしまう。
読んでいるとお寿司が食べたくなってしかたありませんでした。
良いのか悪いのか分かりませんがちょうど胃の調子が悪くて。
悪くなかったら間違いなくお寿司屋さんに直行しておりました
ほんとうにその時代に生きていたのではと思うくらいに
柚木さんの作品は面白かったです。
お寿司屋さんの職人さんとの関係もちょっとせつなく
哀しい。
バブルといえば
一気にはじけたのではなく、少ーしずつ、すこーしづつ、
穴から空気が漏れていたのに気が付かず、
流されて暮らしてしまっていたとか?、
気が付いているけれど信じ難く、元にもどると思っていたとか?・・・。
なんとも切ない。
一番最初に読んだのが『本屋さんのダイアナ』
次が『私にふさわしいホテル』
今回で3作目。
ハズレ無し
まだまだ作品があるのでこれから何を読もうか
とっても楽しみです。