まぁ、最近、巷間話題のAIでございますが。ちょろちょろやっている。でね、音声のテキスト化とかね、得意な分野があるのは理解できたけれども。だけど、意外と自分がやりたいことの適用例(アプリケーション)として、用をなすかという評価は、世評言われているような絶賛とは、なぜだが違う。そりゃ、お前のAIへの聞き方が悪いからだろう、ということかもしれませんよ。
じゃあ、Google AI Studio(GAS、面倒なのでそう略します)の例を出します。日本語で命令できると思って、英語UIの状態で日本語入れたら、「渋谷で待ち合わせをする若い日本人女性」と入れて出てきた画像が、何だか「宇宙の星空」だった。
デフォじゃ日本語理解しないらしい。chat GPTだと宣言すると日本語化されたと思ったが、初見でGASを使うとまずそこで躓く。よくわかんねーので、英語で命令し始める。
A Japanese girl waiting for her friend in front of shibuya Station.
看板とかの文字が日本語じゃなく見えるし、意味をなしていない。ここを実映像で出すと肖像権に抵触するから、こんなに有名な風景でもモディファイされて出してくるんだろう。それにしても、何なんだこのうっすらとした中華風は。
それで、「駅前」なんてまどろっこしいことではなく、もろに「Chuo Line trains passing through railroad crossing. 」と命令してみた。さて、中央線を理解してくれるだろうか。
何度かトライさせてもだめだ。
ぎゃはは、これすごいよ。やっぱAIおバカじゃん。これは奇想天外だ。踏切って誰に見せるためにあんのよ。こんなのまで細かく指示してやんないと希望する静止画がジェネレートできないんすかね。まぁ、それでも、0ベースでジェネレートさせることができるってだけで、格段の進歩なんだけど。
でも、自由形車両の勝手デザインという点ではかなーり優秀なんじゃないだろうか。そういう点では、ここまでできるんだったら、1/80で3Dデータ化させるといったことが簡単にやらせられるじゃないだろうか。この生成にはベクトルデータとの写像変換プロセスってのが含まれるんですかね。ベクトルデータが含まれているなら、比較的簡単にCADデータ生成やれてしまうような気も(あくまで素人の外部的判断ですけど)。
うーん。もう既にやっている人いるのかもしれないけれど(多分、いるんだろうけど)、実写の写真と一部の寸法の提供だけで、2Dでも3DでもCADデータ化が一瞬でできるんであれば、相当なブレークスルーではある気はしますね。
だって、そうしたら、もうバレバレでしょ。3D・CAD鉄の連中がやろうとしていたビジネスモデルが取らぬ狸の皮算用で、雲散霧消、一挙に0円化してしまうわけだから。私はそれらに胡散臭いものを感じていたわけで、非常にいいことだと思ってますが。
別のカテゴリーの記事としてちゃんと書こうとは思ってますが、現代車両になればなるほど、部品というかコンポーネントの共通化で、寸法の企画化・標準化・共通化が甚だしい。だから、現代車両の方がCADデータ作成コストは相当に減ってるはずなんだけど、何か相変わらず模型も高くなる方向でしか価格推移しないような。


