生産性落ちてますが、まぁ何かはやってます。モジュールは初号機、2号機はとりあえずテスト中。3号機(奥行き半分サイズ、6mm MDF板が天板)は天板に穴あけなし状態だがほぼ完成、4号機(同奥行き半分サイズ、3mm桐板が天板)も天板穴あけなし、補強の柱もなしで製作途中。
つまり50x34の標準モジュール換算で(半分サイズを2個繋ぐと標準サイズになるので)、3連ある状態なわけです。これには、おそらく小さなNゲージレイアウトならエンドレスが敷設可能、メルクリンHOなら直線部分が短くなるが最小エンドレスが敷設可能といった状況です。
ここで、いろいろな今後の計画やらが頭をよぎってきていて、大好きな考え事が始まってしまい、製作の手が止まっていることも事実です。例えば、便所の工業地帯レイアウトがやってみたいなぁ、とか。エンドレスは実は見ていて嫌いなので、はやくカーブモジュールを製作してポイントtoポイントのモジュール連結区間を作る方がいいんではないかとか。
そう、やっぱ私はエンドレスの小判形のやつは作りたくないと思う。これを延長する8の字とかもね。電気的にも情景的にも直線とエンドレスってのは等価なわけで、模型鉄道において、円形が使われてきたのは合理的なことは認めます。が、好き嫌いの問題ってのは大きいんじゃないだろうか。いや、よく考えてあるとは思いますよ。8の字にするってことは勾配区間があって、陸橋なり河川橋で上下に列車が対抗通過するシーンが見られるわけだから、アピールポイントになる。だけど、それは模型的なリアリティであり、現実には何でわざわざ無駄な線形作っとんねん、てことになってしまう。いや、そこは非現実的でもスペースに制約ある模型鉄道では極めて合理的な方法じゃないかと。
いや、だから、そうやってレイアウトボードを用意して、できるだけスペースを最大効率で収納したギチギチ8の字複線とか複々線が最も標準的なレイアウト形状になっているのだろうと(事例数を数えたりしたわけじゃないから、印象ですが)。
うーん、レイアウトの評価とか、レビューをやってみたいという気持ちも若干ないわけではない。あんまり厳密にやると人の悪口になって行くから、どこをどう書くかってのはあると思いますけど。好き嫌い、趣味趣向とは別な、客観的な分類プラス、個人の感想(プラス評価部分多め)なら、許容されるだろうかとかね。
そこで、やっぱ、あのロッドスチュアートのシカゴの摩天楼レイアウトを思い出すわけですよ。まぁ、東京タワーやスカイツリーをストラクチャーとしてポン置きしている人は普通に日本人の鉄道模型erの中で多いと思う、勝手な想像と若干の動画視聴体験をベースにすると。でも、それらはあのシカゴ摩天楼には絶対に負けていると思う。なんか発想が全然違うよ。あ、あの英語の雑誌も全文手に入れたら、レイアウトの線形とか概略図とかが出てくるんですかね。でも、線形とかマップのような平面の世界じゃないわけですよ。「高さ」が表現の主戦場なわけで。
いやぁ、私は常に、大体において人様がやっていることの批判というのが、ものすごい好きで生きてきましたよね。ところが、大体において、この生き方は、非常に日本人の普通の生き方とは相入れないわけです。
生き方の話をしててもしょうがないので、ちょろちょろと横道にそれながら模型の話に戻ろうとは思いますけど。やっぱ、石破とか前原じゃダメじゃん。いや、兵器ヲタとか鉄道ヲタが政治の世界で活躍するのは模型ファンとして喜ばしいと、なぜお前は素直に思えないんだと? いや、いや、だって前原は政界の死神で彼の行く所、その政党は終わってきたわけで、いよいよ、ねぇ、「吉村はーーん」もねぇ。石破かは米国新政権には相手にされず、バイデン盲従の岸田路線の継承で脇は中国利権の人間ばっかで固めていると。何か評論家的なキャッチフレーズは出してるみたいだけど。いや、トランプ盲従すりゃいいじゃん、とは思ってないですよ。ちと、やっぱりイーロン・マスクなんか怪しいと思えますし。何というかユダヤ&華僑による世界支配みたいな方向に見えなくもないわけで。争っているように見えて、結局同じじゃん、みたいな。
うーん。いかん、いかん、妄想だけ壮大になってきて、自分が抱える現実に目がいかなくなっているんでは?
さて、現実はモジュールの製作が遅れて、実験線の敷設までなかなか到達しない、という現実からの逃避行動なんだろう。現在のモジュールは床置きのお座敷モジュールでしかなく、ワイヤーラックなりにかける、あるいは棚上に置くといった目処もたっていない(ラックの上のものをどかす場所がないという)。線路を敷くのを急ぐべきか、それともワイヤーラックにかける方法を決めていくのか、あるいは棚の上に置くスペースを捻出する(片付け、整理整頓)か、というのが現実的な問題かと。それが決められないから、ウジウジうじうじやっていると。で、ワイヤーラックにかける方法を考えるのも何となく面倒なので、トイレにモジュール展開して誤魔化そうとしているんだと。あそこなら、もうタイガーボードの裏の梁を検出して、木の部分に鬼目ナットぶち込めばいいわけで。
汚部屋の住人のトイレという地獄絵図を撮ってみましたが、当然モザイク入りです。既になんかいろいろなものの物置になってますね。プチプチと、水色の板材みたいなのはスタイロフォームです(正直言えば、これゴミ置き場に捨ててあったものを少し失敬してきました)。
タオルもちょっとやばい感じに汚れてますね。ここに鉄道模型を展開したとして、まぁ恥ずかしくてブログ記事には晒せないですよ。ということは、いやがおうにもトイレを綺麗にするという生活習慣が身についてしまうのではないか? という期待がなくもないです。さぁ、どうなることやら。
記事の収集がつかなくなっている気もするので、途中で考えついて書くのを忘れてしまったことを書きます。私がエンドレス走行が嫌いな理由は、多分、音楽と関係すると思います。気に入った曲があったとして、繰り返し聴くという行為は誰でも経験していると思います。LPの全曲聴かずにシングル盤で買えば良いような1曲に繰り返し針を落とすみたいな。時代はCDになって、リピート再生は容易になった。だけど、繰り返し聴くことによって、却って曲が嫌いになってしまうという体験はないでしょうか。まぁ、数回はいいよ。だけど、その1曲を四六時中聴き続けるという行為に人間は耐えられるのだろうか。なぜだか知らないが、無理だと思う。食べ物だって好きな物を食べたいという気持ちはあっても、それを毎度毎度食べ続けなければならないとしたら、どうなるだろうか。
そういうのに似ていると思うんですよ。通電して模型が走り出せば感動するけど、それでぐるぐると回り続けているのをずっと見ているのは、あまり好きではないんです。陸上選手がトラック競技で走る最長距離が1万m。なぜ、それ以上のものはなくて、それより長いのはハーフマラソンなり、フルマラソン42.195kmになってしまうんだろう。やっぱ、同じところを回るのは人間には辛いんだと思いますよ。何周回ったかをどうチェックするのかって問題も大きいんだろう。自己申告にしたって、数えたり覚えたりするのは選手にとっては苦痛だろう。
というわけで、エンドレスレイアウトには人間の特性である「飽き」というものと表裏一体なわけです。その一方で、レイアウトは変更できないんだから、最初の計画が大事だという達人の鉄則みたいのが流布されているわけです。そして、家庭でレイアウトやっている人の大半がメーカーのモデルプラン的な小判形の応用なり、8の字なりということなんだろうけど、それらの単調さを消すために、車両のコレクションで趣向を変えるという方策が用意されていて、それにまんまとハマっている人が多い。そういうふうに観察しますけども。
そして、最後に蛇足をぶち込みます。スタイロフォームはレイアウトボード足り得るのか? という問題が動画界隈では存在しているような気がします。肯定派、否定派、両方おられると思います。で、経年変化で歪むんだから、スタイロをボードにするような作り方はダメだというのが、何となく優勢な気もします。
で、スタイロの製造元のサイト見てみたんですよ。あれ、米国デュポン社が開発したものらしくて、で、確かに経年劣化の注意事項はあるんだけど、それは直射日光にあたるような状況を続けている場合が想定されている感じでした。
直射日光はやばいと書いてあります。また、下地のない部分に乗ると曲がるとかは書いてある。そりゃ、そうだろうと。で、そんな部分荷重が発生する状況が鉄道模型程度の重量のものが乗った状況を数年続けただけで変形、歪みが発生するのだろうか。
その他性能的な面での劣化のテストとして、冷蔵倉庫から採取した施工後20年のスタイロの断熱性能が試験されていた。断熱性能が鉄道模型の下地材としての用途ではないわけで、まぁ、見た目がボロボロになる劣化があれば、断熱性を吟味するまでもないだろう。それでも、氷点下の倉庫で20年使われたスタイロに断熱効果がほとんど変わらず残っていた。
ということは、直射日光に当てられたり、重い荷重が加わる状況でもない限り、スタイロフォームの経年変化なんて、問題はないということなんではなかろうか?
いや、だから私はスタイロを使おうっていうんじゃないですよ。スタイロを買うことさえ、したくない、ということですが、少し気になっていたので、この機会に検討してみた、というだけです。
