前記事でなんか誤字があった気もするけど、どこだったか忘れてしまいました。適当だな。
それで、どうせ山盛りジャンク品を落札したものだし、フィーダー付き線路を分解してみたわけです。そうしたら、誤字以外に誤情報を書いていたことが分かりました。
KATOユニトラックは木ネジを使ってレイアウトボードに固定する、みたいに書きましたが、フィーダー設置部分のカバーのネジは、タッピングねじでした。タッピング、つまりネジ切りしてくれるネジ、ということかと。ネジ切りタップを持っていたとか私は書いていたわけで、言葉は聞いたことがあっても、意味を大して考えずにスルーしてきたわけですが。今回調べたら、メーカーの設計意図というのがあるような気がしました。
要はユニトラックの両端は道床の底面に揃う高さまで穴の空いた支柱が設置されているわけですが、フィーダーケースカバーのある中央付近には底面までの支柱ではなく、途中までの高さしかないです。それは当然、カバーを固定する目的なわけで、短くなっているわけですよ。でも、ここがタッピングネジだったということは、ネジ切りはされていないから、狭めの穴がわざと空いていると、そういう意図なわけです。とすると、両端の穴と見比べると、こちらもネジ切りはされていないので、次のような設計意図があるようです。
支柱の穴の大きさが両端の方がやや大きい。つまり、ネジ切りはされていない点は同じでも、径は大きいタッピングねじを使ってくれとでも言いたげです。だから、多分、3mm径のタッピングネジだが、長さは少なくとも(実際はボードの厚みをさらにプラス)+2mm長いものを使いなさい、ということなんではないかと。取説探せば、そう書いてあるんだろうか。でも、まぁ観察した結果はそういう設計意図に感じられます。
ウェブ検索すると、表側から両端のポール穴にネジを差し込んで止めてる人がいるわけです。うーん、これメーカー推奨の固定方法なんだろうか。メルクリン線路は上から見ると、明らかに道床に3mm径のボルトなりネジなりが差し込める穴が空いていますが、KATOユニトラックには表に穴は空いていません。ということは下から、少なくとも5mm+ボードの板厚の長さの3mm径タッピングねじで固定するというのが、本来の設計意図なんではないかと。まぁ、実際、上からネジで固定しても付いていれば良いわけですが。でも、その他の任意のプラ道床に穴あけしてネジ止めする場合、スペーサーの役割を果たす機構はないわけで、それはちょっと強度的に問題なんではないだろうかとか、心配しましたけど。
私の使い方では、頭が皿の3mm径タッピングネジで下から薄い平板を止めて、平板の別の部分にナットを仕込んでおいて、そこに目掛けて、モジュールボードの下からボルトを差し込むことになります。
もう一つ、面白かったのが、フィーダーと線路への接続の方法。ここにも何か、+や−以外の変なネジ頭の形した、薄くて幅広のやつが付いていて、それに建築なんかの電気配線で使われる圧着端子が差し込まれてました。ネジ頭が薄くて平らな形していて、そこに圧着端子が差し込まれてます。ちょっと力入れないと外れませんでした。このネジ何? ドライバーで回すんじゃなくて、ペンチで挟んで回せという規格ですかね。
枕木部分に穴がたくさん開いているのに、このヘンテコネジはグレーの道床部分に別途穴が開けられていて、そこに差し込まれてネジのお尻が線路と接触してます。なんじゃこれ。
そして、そして、ジャンク品で110円で買っておいた「ターミナルユニジョイナー」、これを初めて使えそうな機会ができまして、ユニジョイナーを外す治具が付いていたので、それを使ってユニトラックのジョイナーを外てみました。??? 説明書どおりにやってもはずせなかった。おrz。
気を取り直して、もう1度やったら、外せた。差し込んでから、引き抜く向きが違ってたかも。説明書間違ってる? 上に持ち上げるように書いてあるけど、下に倒したら抜けました。うーん、動画でやり方説明してる人いるか探してみよう。
ユニジョイナーの機構を模倣できたら、カツミ・エンドウの金属道床との接続が楽なわけで。まずはジョイナーを外して、ジョイナーを差し込む側を変えないとならないです。カツミ・エンドウは向かって左に突起があり、そこにジョイナーがあるんで。まぁ、どっちに合わせてもいいんだけど。KATOと繋ぐなら、カツミ・エンドウの突起は外さないとなりませんので。
さて、このユニジョイナーを固定する機構が、プラ板整形でできるか、試してみますかね。
