色々やってはいますが、眠くてブログ書く気力がありません。動画はスマホからしかアップできないという謎仕様のため、一旦スマホから公開します。もう10日以上前に下書きしたのですが。

 

メルクリンで架線集電やってみたいと思ったので、パンタグラフのある動力車が欲しくなってジャンク購入したものがこれです。

もう開けちゃってる写真だけど。

 

パワーパックに繋いでも何も反応しませんでした。少し不具合がある車両です。入手時レビューです。

1)モーターが動かない

2)パンタグラフが2つとも曲がっている

3)パンタの台座が屋根から外れている

4)カプラーが1つ欠損。残っている方も車体に固定する部分が破損または欠損

5)箱に蓋のようなものがない。中に緩衝材がない

 

さらに3のパンタ台座のずれを修正しようと動かしているうちにプラスチック製の台座の足を一つ折りました。自分が壊してどうするんだ。

6)パンタの台座を1つ自分で壊した(写真の下側パンタの台座の足が3本しか見えない)

 

入手してから1ヶ月経ってから開けてみることにしました。開腹は(ー)ネジ1つで非常に簡単です。開けたらすぐに不動の理由がわかりました。モーターの配線の半田が外れてました。モーターに直でパワーパックつないだら動きました。1)の修正は半田付けのみで終了。

 

続いて2)のパンタグラフの修正。屋根にパンタの底部にネジ穴が切ってあり、それで固定していますので、これも簡単に分解可能。裏に真鍮の細い板が渡してあって、架線集電でパンタ2機から集電させる際の仕組みなのかもしれませんね。ここにワイヤーなりプラグなりをねじ止めするんではないかと。

 

本当はラジオペンチに保護材になるようなものを貼ってからパンタの金属に当てるのが良いのだろうけど、面倒なので直でつまんで直していきました。中央のポールが太くて、これは指では曲げられないです。何度か曲げ癖をぐいと修正しているうちに直立している感じになってきまして、適当なところで終了。パンタの塗装は少し剥がれましたけど。

 

3)では、割れている台座を瞬間接着剤で固定したかったが、蓋の締め方が緩かったらしく中で固着してしまい使えません。プラモ用の接着剤を試したけどダメ。ダイソーで買った発泡スチロール用の学校工作用ボンドとかいうもので付けようとしたけど、何かこれもダメみたい。ビシッと固定できず、触ると微妙に動きます。ダメだこりゃ。それでも何となく落ちてはこないので、付いたことにしちゃいました。

 

4)はメルクリンのカプラーがそもそもどうやって固定されているのかを知らないので、何ともしようがないので、袋に入れて保存して終わり。なんか欧州型はMEMという業界団体が規格を決めているらしい。互換性はあるらしいけど。

 

恒例の箱の補修もしました。紙のスリーブみたいなものが巻かれているらしいですが、そんなものは付属していませんでしたし、折れている箇所があるので、補強のため段ボール片をぶちこみました。

スリーブ制作と中の緩衝材は別途やりましょう。

 

車体も再びねじ止めしてオーバル線路に乗せて走らせたところ、何か音が変だし、非常に走りが悪いです。

 

正直、入門セットの方に入ってたC型タンク蒸気機関車の方がよっぽど快適に走ります。あちらは出力を上げないでも走ってくれるのに、こちらはダイヤルをかなり回さないと動き出してくれません。注油もしてませんし、モーター周りのメンテが必要な感じがします。

 

車両の内部を見た所、何かデコーダーらしきものが入っている感じがします。床下から動かせる切替スイッチのようなレバーがあり、これを一方に倒すと古い交流パワーパックで動作させられます。箱にはmarklin digital HOという文言が入っているので、デジタル機なことは確からしい。最新のデジタル製品は箱の色が白なので、現行モデルではないでしょうが、どのくらい前の製品なんだろう。

 

何となくパンタの曲といい、箱の折れといい、保管・収納の際に落下させたための不具合だったんじゃないだろうか。その衝撃で半田も外れ、パンタも箱も破損したと。カプラーも取れちゃったし。

 

次はこの車両(と類似)のモーターの分解修理やっている人の動画でも探してみます。一応いくつか見たことは見たけど、モーター分解するのは面倒そうですし、なんか液体(パーツクリーナー?)に入れてじゃぶじゃぶやってるのを見たんですが、あんなのやって大丈夫なんだろうか。

 

追記:この車両がというより、この模型は眺めていて相当かっこいいです。車番とか文字関係はデカールじゃなくて、印刷だと思うんですが、きれいです。これが中古ジャンクで3000円+送料で買えたんだから、よかったよかった。