タイトルからして与太記事です(私のブログは全部そうかもしれないけれど)。あー。GW1週目までほとんど土日、仕事に出かけることが決まってしまいました(断りゃよかったけど)。その間も中国人相手の仮初めの本業は開店しているので、クタクタで帰宅してから睡眠を削って本業?の仕事という状況になる可能性が高いです。結構祈ってたりします。仕事発注されないでくれって。

 

金は入る見込みはできたんで、ちょっと使って行きますよ。その兆しは既にありますが。本とか電子パーツ関係とか買っちゃってる。靴下買ったし、靴も安いやつ買ってしまいました(雨が多くて、もう穴が空いた靴ではダメだと)。

 

とにかく、この貧乏鉄道(模型)ごっこ、「遊ぼう、…」というブログタイトルが間違いだよな。全然楽しく遊んではいない。遊ぶ手前の準備段階が延々と続いて、ちっとも楽しそうではない、そんな感じじゃないでしょうか。

 

本人としても刻苦勉励(何を三島由紀夫の言い方真似してカッコつけてんだよ)という心境です。一瞬の喜びはあっても、次から次へと課題が出てくる。とにかく、この鉄道模型というやつは幅が広い。ほとんど全部の分野に素人状態でトライするから、参考情報を動画やらウェブ記事で調べながらやってるけれど、一体どんだけの趣味領域の動画が関係してくるんだろう。

 

まず、私がやってきたことでは「箱」作りってのがあって、これもHO車両ケースを買えばいいものの、DIYでやろうとして、ほぼゴミを材料に箱を作ってます。まだ全部終わってないけれど。カラーボックス内に収納できるように底箱のみは完成させたけれど、上蓋がまだできてないのが半分以上ある感じですね。とりあえず作業トレイみたいなものに車両が収まって積まれています。積みプラみたいなもんですね。でも自分で箱を作らないと積み上がってはくれません。

 

で、この箱作りが何の趣味と関係するかというとフランスの厚紙細工「カルトナージュ」っていうやつだと勝手に私は理解してます。箱に布とか紙を貼ってキレイなものに仕上げる手芸らしいですよ。これの動画を見て、手芸屋さんなり東急ハンズみたいなところで、段ボール色した紙テープを買ったりしました。私の場合、手芸というよりは家具とかスピーカー工作の仕上げで関心があるんですけど。後で自分の作った段ボール家具と、段ボールスピーカーの写真でも貼っときましょうかね。これを応用してレイアウト関係のボードとかストラクチャーの構造(山とか)も作ることになっていくんだろうと思ってはいます。

 

まぁ、この段ボール製のレコードラック、これ作るの本当に大変だった。一応、積層するための型枠ジグってのを100均材料で作ったりしてます。1つは完成させて、2個目の作業で頓挫してます。料理で食材の無駄がないように、全部使い切るって発想があるじゃないですか。あれと同じで段ボールの細かい端材すら有効活用しようって方向にどんどんなっていって、その知恵の輪みたいなパッチワークに疲れてしまって、ある日突然、もうやめたになって2〜3年経ってますね。

 

プラモ関連と言えば、まだほとんど何も始まっていない「塗装」がありますよ。エアブラシ。中古でタミヤのやつ1本買っただけで終わっている。始めるにはまず、コンプレッサー買わないとならないし、塗装ブースってやつも自作しないとならない。確か使わなくなった空気清浄機がどっかにあるので、それでまずテストしてみるつもりだけれど、その清浄機がどっかに紛失してしまっています。邪魔なのでどこかに置いたか、あるいはオークションか何かで処分予定品としてまとめてどっかの奥に放り込んだか。プラモデラーの人の情報は汚し塗装とか、メタルの光沢出すためのクリア塗装とか、ものすげー勉強になるので、OneNoteにページ丸ごと切り抜きながら読んだりしてましたね。E5系の塗装ってどうやったらいいんだとか、ダイソープチ電車やプラレールみながら何か数年前に考えていたような。全然自分で実践する段階に到達しませんが。まずは塗装ブースっすかね。このNearゴミ屋敷で塗料のミストまみれになったら、さらにひどいことになるでしょうね。

 

塗装ブースなんて構えるにはその設置場所も検討しないとならないわけで、すると、リビングの本棚上下ぶった斬り状態を、完成させて2つに分けて使えるように組まないとなりません。すると、これはもう完全な木工DIY工作になってきます。スライドレール式の本棚なので、トリマーで溝を掘らないとなりません。この前初めてトリマー使ったばかり。まだ付属のストレートビット1本しか持ってません。これでどこまでできるんだったかな。とりあえず、スライド部分は後回しで、天板と底板を自作して、2つの本棚のベースを早く作りなさいと。それでだいぶスペースが捻出できます。ようやくリビングの床が見える状態になる。さらに、もう30年以上使ってる?(というか保有している)、ハンガーラックを模型工作デスクに変換して、これが塗装ブース置き場にもなる、そういう取らぬ狸の皮算用的な計画だけは作るのがお上手な大馬鹿者が私なんですね。今、まともな机がない。いや、一応あるにはありますが(そもそも机というのがあまり好きではない)。なんちゃって手動昇降デスク(段ボール活用)ってのがあります。高さがネジで調整できるローテーブルみたいな机の足部分を段ボールで延長しただけという。100均材料でミニ引き出しも設置してあります。が、何か最近使ってないんですよ。ベッド兼ソファみたいな椅子の上であらゆる作業やらブログ記事執筆を行なっている状態です。だから模型の写真撮る時もその位置から撮ってることが多い。模型工作机と仕事のPC机は別にしたいですよね。

 

リビングにもタイルカーペットを敷きたいですしね。瀬戸物の落下破損が絶えない自分としてはもうダメだろうと。こんな状態で鉄道模型やったら、何を落として壊したとか、いずれ言い始めるんだろう。フローリングの傷も進む一方だろうし。そんで、このリビングはそもそも、小上がりってのをDIYして畳の上で生活するってのが自分の理想のプランとしてはあったんです。小上がり収納って通販家具でよくあるやつ。あれ憧れてましてね。あれなら収納を兼ねているので、床に物を置きがちな自分にも生活習慣そのままで導入できるはずだと。最低5個欲しいですね。中央は足を入れて居酒屋の座敷みたいにテーブル置いて、そこでパソコン作業する予定。小上がりはまだ1個を作りかけたのみ(完全に完成はしてません。側板を貼って塞がないとなりません)。

 

ということで、最後は木工DIY関係のボトルネックというか怠慢にブチあたって、自分のしょうもない性格が露呈したという展開でした。

 

 

ここでようやく、タイトルの電気の話になります。上の作業と趣味にはほぼ関係しないが、鉄道模型には関係する趣味領域に電子工作があります。さらに厄介なのが、「線路」という特殊なもののお陰で、電子工作の人には馴染みのない特殊な領域が鉄道模型には存在します。面倒くさいのがギャップとフィーダー、それにポイントの配線ですね。当然のことながら、私はまだこれらについて何も語れません。メルクリンのポイントをソレノイドスイッチで切り替えてみた、カツミの金属道床ポイントをサーボモーターで試しに動かしてみた程度です。

 

電気って何なんだ。知らん。こういう時は例え話で、自分の現在ある知識で云々してみます。電圧と電流をかけると出力というかワット数だと習ったような。電圧の圧って何だ? 圧を感じるとか言う圧。圧力。ちょっとズレてるか。水圧ってのがある。水圧を高くするのは、まぁ、上流の山にダム作って水溜めて流すみたいなもんだろう。高いところから下に落とすことで発生する圧。都市民の我々が住む下流の世界でも1回ポンプで屋上に水汲み上げてから、下に落としてるのが集合住宅の水の流れの仕組みだろう。流す勢いを付けるために上に持ち上げるとか、坂道作るとか、そういう仕組みが「圧」と呼ばれていることかと。ということは、電圧ってのも、こういうものなんじゃないだろうか。仕組みとして屋上にポンプがあっても、上流にダムがあっても、そもそも雨が降って水がたまらないと何もならないわけで。水が流れないから(水流がない)。ということは電圧じゃなくて、実際に本当に仕事をするのは電流の方なんだろうか。

 

うーん。わかったようでわかんないけど、こりゃ1回、科学技術館なり東京電力の博物館かなんか行ってみた方がいいのかもな。それでね、何で今日はこういう記事を書こうと思ったかと言えば、やっぱ原理原則を語る動画は勉強になる、ということを思ったからです。原理原則を語らない動画とは何かと言えば、要するに「製品の解説なり使用感、使用法」の動画だと思います。割合とするとこちらが相当数多い。これらが、いわゆるインフルエンサーという、メーカーになり変わってタダで宣伝やってくれる人たちの活動なんだろう。まぁ、そりゃ便利だよ。だから、こういうのは自動化、自動機というのが市民生活に入り込んで来る動きの延長線上にあるもんだろう。江戸時代の大昔には店の人が家に来て、そういう人たちは御用聞きと呼ばれていたし、豆腐屋でも何でも彼らの方がカゴに商品入れて民家に来てくれてた。そういう商売の仕方は戦後の昭和にも残っていたと言えば残っていたけど、高度成長以降あっという間に消えて、消費者が店に買いに行くというパターンが主流になった。と同時に、消費者を惹きつける情報としてCMというものが大興隆したと。

 

要するに本来的には商売する人が払うべきコストを消費者が勝手に肩代わりするような仕組みへのシフトが、何となく「進歩」と認識されてるような感じありますよね。これの延長がどんどん進んでいる。その一つが銀行とかのATM/CDってやつだったと。窓口で店員がやる作業を消費者にやらせることが、サービス業なりサービス業務の自動化の本質なわけです。消費者というのは生産者(企業)にとって究極の外部なわけで、こいつらを知らん内に巻きこんで、やらせたら、大儲けにはなりますよね。まぁ、これを搾取って言えば搾取かも知らんけど。2024年問題でしたっけ、まぁ税金嫌いのアマゾンの絶望倉庫、外部に押し付けた先は消費者じゃなくて宅配業者だったと。そりゃそうだ、店舗方式に対するアンチテーゼとして出てきたネット通販なんだから。

 

この外部にやらせて効率化する行為の今流行ってるバージョンが、SNSインフルエンサーってやつだと。そりゃ、メーカーとすれば見本に商品1つ送れば勝手に動画作ってくれて、登録者が多ければ多いほど、下手したら何百万人ものかなり購入見込みの高いユーザーにリーチできるってわけだから、無視するわけ行かないですよね。ですから、レビュー動画とかってものが大流行りなのも、そういう目線で見ておくのが良いだろうと(そうしたSEOとか、アクセス数とかまるでダメ男な私がルサンチマンを込めて言っているわけですが)。

 

あ、原理原則の動画ですが、次のようなやつでした。

 

 

上の動画で面白かったのは、「不要な直流電流を除去するのがコンデンサー」とか言ってて、え、何そういう説明の仕方ってあるの? と思ったからでした。

 

そして、次の疑問は、じゃあ直流と交流ってそもそも何なの?、ということになりますね。私としてはTRIX方式の交流3線軌条だと架線も合わせて同一ブロック内で3台まで車両を個別制御できる、という言葉の衝撃がすごくて、ちょっと進めなくなってはいますね。それは交流の方がメリットがあるからなのか。それともそれは単にパワーパック3つ使って、絶縁も工夫してるだろうから、直流でも応用できる、ということなのか。何か正解は後者っぽいんですけど。

 

パワーパック。これも、PWMのデジタル捏造波形でいいんだったらパソコンのATX電源の12Vに中華のモーターコントローラー繋いだら、いくらでもパワーパック作れるんじゃないだろうか。バックさせるスイッチが必要だけど。だから、特にメーカー製のパワーパックとか、今はとくに買わなくてもいいんじゃないだろうか。ATX電源見ると黒い配線がアースというかマイナスで、これは基盤上は共通(コモン)になってますよね。ということは、もしかして直流だってマイナスは共通にして、プラスは反対側の線路と架線にすれば個別制御できるってことなんだろうか。プラスは共通にしてマイナスを変える方が良いのか。いずれにせよ、直流だと2車両が限度だよな。3rd railという実際にない(地下鉄は除く)ものを活用するから自由度が増すわけで。

 

 

それで、その次の疑問はDCC=交流なのか? とかでしょうかね。ちょっと原理原則で考えないとならない所かと。まぁ、バカはバカなりに考えますよ、金ないんで。ArduinoとDCC++EXでいいんじゃないだろうか。もはやDCC(やり方には依りますが)を始めるのに別にKATOのデジトラックスOEMコントローラー買わなくてもいいんじゃないだろうか。それにポイントの制御だけDCC化して、走行はATX電源で複数パワーパックを大量に導入するみたいな感じでDCでやったらどうなんだろうか。架線集電させる電車と電気、DL/SLは線路集電、わざと地下鉄乗り入れ車両みたいなものを導入してそれは別途第三軌条にする。それで自由度増すのだろうか。一体、それで何をやりたいんだろうか。結局、どういう運転をやりたいんだ? ということになってきちゃうんでしょうかね。

 

いや、だからギャップとフィーダーをどこで切る、切らないとか勉強したって、そもそもの集電方式をどうするかで状況はあっさり変わってしまうと思うんですがね。ですから、どうもある特定メーカーの方式を前提にした議論に終始するか、それともそもそも論から議論するか、というので違うんじゃないかと。上のインフルエンサー的な話ともからむけど、何か特定メーカーの商品の方式に乗っかった議論が多いんじゃないだろうか、というのを外から見てると思うんですが。そういう批判めいたことは乗っかった議論ができるようになってからやれってことなんでしょうが、それが常識だとしたら、そんなの糞食らえという気もしなくはないです。まぁ、もう爺さんなんで、若気の至りみたいな主張の愚かさも体験的に実感してますけどね。