ジャンクで買ってあったTOMIX茶色道床線路、曲線レールに道床の爪折れが数点あるので、それを潰して実験用にします。合計4本が爪折れ不良のため、生き残っている爪を移植する方向で修理します。円弧の中心から見て右か左か、向きが逆だったけれども多少のズレは解消できそうなので接着してしまえば何とか使えるんではないかと。

 

枕木部分とレールを固定している抑えの部分をベリベリと引き破ってレールを外してしまいました。もう、後には戻れません。

 

前記事でチラッと頭に浮かんだ「直線矯正ギブス」治具らしきものをほぼコスト0(セリアのプラ板0.2mmを使っているけれども、その他は端材)で作って、そこに差し込んでみました。DAISOクランプ、黄色が100円で売ってた超初期の頃ので、黒が200円時代のやつ。200円の方がちょっと長いです。というか、100円の方が短すぎる。

クランプはもう1本、横方向に挟んだ方が良かったとは思いますね。ちょっと、線路の形(アバウトには逆T字)には挟めてない感じもします。

 

その結果、出来上がったレールはこんな感じでした。曲げていないもう1本のと比較します。

上の方が曲げ戻したものです。多少はカーブを矯正できました。下にBトレの路面電車の説明書とか、文房具・道具入れが見えてますね。この文房具・道具入れが結構時間かかってて、1週間くらいかかって箱作ってました。また箱です。カップ麺の器を飲料の段ボールに入れています。飲料用段ボールが集合住宅のクローゼットに入るサイズのため、これで規格統一されてきています。これを段組にして、1セットになります。その他、電気系、塗料系ともう2セット作れば工作道具関係の行方不明は解消できるんではないかと。

 

レールの話に戻りますが、1発では直線にはなりませんでしたし、何度かやっても完全に直線に戻すのはこの方法では無理そう。それなら、KATOの大径曲線線路R1606に合わせて緩められたら使えるかも、とすぐに方針変更。曲線を完全な直線にする必要があったわけでもなく、曲線レールに爪折れ不良があるから、どうせ潰すなら曲線の方を緩められないか、という考えでしたから、これでいいのです。

 

これで端数レールを作れば良いんではないかと。道床は木にするしかないでしょうし、枕木はどうするのかとか、スパイクなり犬釘はどうするんだとか、まだ課題はありますけど。また無い知恵絞って実験していくしかありません。

 

YouTubeをざっと見た限り、Narrow Gauge Shopの人のレールベンダー宣伝動画くらいしか出てこないけども。ニーズないんすかね。まぁ、自分で犬釘みたいなことして安定して走行できるわけねぇだろうと、そういうことかもしれませんけれど。フレキシブルレールを何で使わないんだとか、そういう意見もありそうですが。いや、最終的な目標はポイント部分をどうするか、あれが自作できたら、どんなに素晴らしいか、そんなことを考えているわけです。値段的にもフレキで800mm〜900mmが800〜900円くらいの値段ですか。その長さを中古金属道床で賄ったら、10本組が1000円くらいでは入手できるんではないかと。だから、フレキを使うとしても、ピンポイントになるであろうと。

 

とにかく、すごいはオークションでのポイントレールの売れ方。みなさん金持ってるな。