与太記事確定なタイトルから始まりましたが、仕事と疲労で模型作りは中断しております。その間、またオークション巡りとかやって微散財もしたりして。

 

そこで、何だか糞みたいに安い外国HOジャンクが転がってないかなぁ、とか思っていたら、あれ、Union Pacificってどこかで見たことある形だなと。あら、これはロキシーミュージックのギタリストだった彼のソロアルバムのジャケット写真の鉄道じゃないか?

 

そうです。次の写真に辿り着きました。

 

うぉー、これはめちゃカッコイイ。これがアメリカの鉄道か。いや、私はボストン〜ニューヨークへはアムトラックの夜行で行きました。飛行機だと数時間なので、すぐ着く感覚でいたけど、なんか北海道の端から端までいくような距離感だったような。当時はスマホはおろか、ガラケーもないので、写真を撮ろうなんていう気持ちは起きませんでしたが、さすがにニューヨーク観光してるとカメラは欲しくなって安いの買いました。ですので、アムトラックは銀色だったってことしか覚えてません。確か着いたのはPenn Stationという駅だったかと。

 

しかし、ダイヤモンドヘッドってハワイじゃないのか? 変だな。ということで、このジャケット写真の机上ロケハンが始まりました。まずはこのLPのレビューをしているようなブログとかで情報がないか見たけど、ロック音楽ファンと鉄道趣味が重ならないのか、全然出てきません。色々とキーワード変えてみたけどダメだった。「フィルマンザネラ ダイヤモンドヘッド ジャケット 鉄道」とかね。

 

それで、もうこりゃ類似の画像がないか探してみようかと思い立ち、英語のレコードガイドの情報をそのまま検索して「Artwork: Union Pacific Railroad Los Angeles (photo)」で調べて、文章ではなく、画像を表示させたら、いくつかピンと来るものがありました。あら、ロスにこんな場所があるのかな、とその時は思いました。

 

絵画の画像で、中程に"Where Giants Roam"という作品があって、風景が非常に似ている。茶色い土の目立つ山の横をすり抜ける黄色い鉄道(客車じゃなくて貨物みたいだけど)。

 

 

 

おー、この雰囲気だ。場所はEcho Canyon, Utah(ユタ州エコー・キャニオン)」。何だユタ州じゃないか。あー、この辺は車で行ったんだったな。東海岸から西海岸へ自動車一人旅やったんだった、大昔(それなりに貧乏じゃなかった若い頃)。絵の説明見ると赤い岩とかあるな。あれは赤土じゃなくて、岩だったのか?

 

その他の画像も見ていくと鉄道模型メーカーの商品説明らしいのが出てきた。

 

 

そうか、City of Los Angelesは列車の名前なんじゃないだろうか。だからジャケットの説明もUP鉄道ロスアンジェルスとあったわけだ。それで解決。ロケ地としてはユタ州のエコー峡谷ということらしい。

 

さらに、さらに、当のフィルマン氏のアルバムの中ほどには「East of Echo」なる曲が収録されています。これで決定打だな。

 

こんな列車走らせられたらめっちゃかっこいいなぁ。誰かやってないですかね。East of Echoかけながら車両走行動画を。