だんだん、どっちらけ企画になりつつありますが、まだダラダラ続きます。棚卸みたいなもんで。

 

この車両の形式名の判定、私には難しいものでした。ようやく正解に辿り着けましたが、二転三転の大難産だったです。トホホ。

 

まず、ゴキブリ色でしたし、他の車両だと思っていましたが、側板の中央にスペースがあってメーカー銘板が来るデザインはどこをどう見てもEF65しかないなと思い始め、そして「茶色」のキーワードも付加してゴーグル先生に聞いたら、貨物牽引用のは茶色塗装がありました。

 

しかし、何か変だ。貨物ということは0番台になるのだが、顔が1000番台の貫通扉付きじゃないか。PFのうちのF用途で茶色塗装なんだろうか。謎だなぁ。ざっと見、0番台には茶色塗装はあっても、1000番台にそんなのあるのだろうか。私は貨物ひっぱってるEF65で茶色の実写見た記憶はないです(まぁ、それはお前が鉄道知らないだけだろということでもありますが)。

 

それにしてもゴキブリ色と言いたくなる何とも光沢のあるギラギラ感。う〜。これどうしましょうね、本当に。EF65が1両ならず2両も。しかも、その他の衝動買い的散財(といってもそれほどひっくり返る値段じゃないです)で、何やら貧鉄の車庫が大変賑やかになってしまいました(というか、まだ車両工場だけど)。

 

と、これはEF65 1000番台と認定しかけたんですが、どうしても茶色塗装の例が探せない。うーん。そうしたら、どうでしょう。茶色ならEF64というのがあるということがわかってしまった。それで側板のデザインをよく見たら、通気口のフィン部分(追記:専門用語としては「ルーバー」というらしい、多分)が縦方向に大きかった。あ、これ65じゃない。やっとわかりました。EF64で正解。長かった、普通の人に毛が生えた程度の鉄道知識のものには難しい問題過ぎましたね。あーあ、だいぶ覚えたな、今回で。何か天井の配置も65と違ってて変だとは思ってたんですが(もしかしたら、工作が適当で歪んでるのかも、などとつい失礼なことを考えていました)。

 

 

入手時レビュー、もう殆ど同じ内容のコピペの気がしますが。

1)お召し列車でないのに光沢ギラギラ電機はないと思う(あったらすみません)。ここは艶消しでしょう

2)違う台車にペーパーで追加工作して電気機関車用の台車にしている(紙は剥がれていてボロボロ)

3)窓抜き、要修正

4)スカートも紙なので押すと凹む、やっぱ強度的に紙1枚じゃだめだろう(せめて2枚でどうだ、って宮尾すすむと日本の社長、イカ天だな)

5)車体と床が接着。着脱式にする

6)窓ガラスは塩ビ板をドライヤーで炙ってないな(単に常温で手で曲げただけと思われ、折り曲げにより白い変色が観察される。3枚目の写真参照、はっきり写っている)

7)顔と側板の接合跡が段差になっていて異様に目立つ(平らに修正、というか前も横も全部やり直しだろう)

8)避雷針だか何だかの筒が、単に筒だけで上塞がなくていいのだろうか?

9)顔の銀帯、アルミ箔っぽいが直線になってない

10)黒に近い茶色だと何か怖い。塗料が間違っているんではないか

11)スカートは片側がもげてます(部品が梱包箱に転がってました。強度無いし補強法も含め要再検討)

12)床下機器は何か申し訳程度のものが1個付いているだけ(これだけでいいのか不安、資料集めからスタート、いや優先順位低いでしょ)

13)ヘッドマーク付けた跡があるけど、何か謎。実写は何をどうやって引いてたんでしょう(お前が鉄道知らな過ぎって笑われるだけかもしれないけれど。追記:調べたら0番台37号機が「あけぼの」を茶色塗装で引いてましたね)

 

いやぁ、しかし、本当にこの車両でどうしましょうね。

 

 

追記:勉強がてらEF64を調べてたら(1000番台は側板のデザインがかなり違うので、他のもちょっと確認したかった)、パンタスパークの動画がありました。はい、また鉄道知識の皆無さを告白することになりますが、スイッチオンしてパンタ上げるとこうなるのを初めて知りました。いやはや、情けない。