昨年末のオークション落札による入手品、連投にてご紹介しております。これまでが中古市場でも価値のある品でしたが、ここからはそうはいきません(これまでので元は完全に取れてると思います)。
ペーパーキットの自作(私は作ってないので「他作」と表現します)と思われます(小高模型?)。キットのため窓抜きは巧み。2023年初頭に既にオークション入手していたジャンク品にも同一車両があった。それほど人気(重要、量産?)の車両なのか? 鉄道知識がないので、こうした疑問に答えられません。その際に調べられた形式名がオハフ33でしたが、違うのかもしれません。
同じ車両が2両なので、まとめて撮影。既に持っていた同一車両と合わせて3両になってしまいました。
1)塗装は刷毛塗りでサフなど下地処理がないので塗面が汚い
2)屋根板のやすりがけもない。木目が見える
3)床下は木製で大まかな形状の木片を配置しただけ
4)プリンター印刷したと思われる号車番号や行き先表示があるが、四角に切れていなかったりする。行き先表示は2両合計4箇所あるが、「上野行き」と「仙台行き」、「金沢行き」と「仙台行き」となっている。これはそういうものなのか不明(往復を想定しているため?、停車ホームが全て同一側とは限らないと思う)
5)妻面から降車口付近の工作が何となく変、直角が出ていない、接合にずれ
6)ガーランドベンチレーターが1つ欠品。2両のベンチ取り付け位置が微妙に不均一
7)台車が1枚(2枚1組の一つという意味)欠品、車輪も欠品(他の車両に混ざっていると思われる)
小高のキットだとして、真面目に修復するのも面白いかも。実車知らないので、妻面の組み付けをどうするのがいいのか、ちょっと検討しないとなりませんね。ズレてるのはすぐにわかっても、じゃぁ、どう付けるのが正解なのか。台車が付いているだけ、それだけでも元取れですな。
