日本神界奇譚・長浜神社編 | 石読みと人間観察ラボ

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前回のあらすじ。

稲佐の浜へ行く。

浜はドカ雪だったが、

嫌われているわけではないらしい。

 

 

晴れ間が見えたところで出雲市駅へ移動です。

 

バスで揺られて20分くらいだったと

思います。

着いた時にはまだ11時過ぎくらいで、

帰りの新幹線が14時30分だったので、

どこかに行きたいなと思い、

事前にチェックしていたのが

長浜神社でした。

 

ざっとネットで見たところ、

出雲市駅から20分くらいのところに

あると書いてあったので、

ゆっくりお参りをしてから帰っても

大丈夫そうだと思い、

地図アプリで確認してみると、

現在位置からほど遠いところを指しておる。

どう考えても徒歩20分て距離じゃないし、

何なら45分て書いてある。

 

どういうこと??

 

とよくよく調べてみると、

バスで20分かかる場所に

あるという事が分かり、

バス停で時刻表を調べてみました。

 

すると、11時55分にバスが出る様です。

 

うんうん。

余裕をもってお参りが出来そうです。

 

帰りのバスも調べてみると、

12時34分発のバス以降、

空欄が続いていて、

次のバスが15時ごろに

来るようになっています。

 

バスの移動で20分かかるという事なので、

滞在時間は20分弱くらいですね。

 

出雲へ向かったときも弾丸でしたけど、

旅行中にさらに弾丸なご参拝となるとは

思いもしませんでした。

あまりに短い滞在時間、

焦って参拝しても、かえって

失礼となるのではと思い、

少し考えたのですが、

こちらの神社に祀られていらっしゃるのは、

八束水臣津野命

(やつかみずおみつぬのみこと)

という神様で、

国引き神話の主人公となる御方です。

 

通称は妙見(みょうけん)さん。 

海のむこうの土地に綱をかけて引き寄せ、

大地を造られたご事跡により、

綱引きの祖=スポーツ上達・不動産守護の神

としてのご神徳が知られています。

 

それに、素戔嗚尊様の子孫であり、

大国主大神様の祖父に当たる方なんですね。

血縁の濃さもありますが、

今回利用させていただいたバスの名前が

”くにびき”号という事もあって、

此処をスルーしてはならないという

使命感で行かせていただきました。

 

バスが到着して乗ったのは私一人で、

長浜神社に行くとバスの運転手さんに

お伝えすると、帰りのことがあるだけに

とても気遣ってくださって

逆に申し訳なかったです。

 

長浜神社はバス乗降口から徒歩二分ほど

とありましたので、

ならばそこまで焦らないようにして、

しっかりとお参りをさせていただこうと

心に決めて、バスを降りました。

 

そこで、自分の認識の甘さを

呪う事となるのですが。

 

バスを降りてすぐのところ。

ここから階段が続きます。


徒歩二分は階段での距離の為、

太ももをプルプルさせながらの

中々にハードな参拝となりました。

そりゃ大国主様も

筋トレを勧めるはずだよ。。。

神社参拝って体力がないと出来ないですね。

 

津々浦々の神社へと参拝されて

いらっしゃる方々ホント凄い。

 


ようやく登り切ったところです。

 

八束水臣津野命

(やつかみずおみつぬのみこと)様が、

国引きをされた経緯は以下の通りです。

 

八束水臣津野命は

「八雲立つ出雲の国は、

狭い布のような国であることよ。

最初に国を小さく作ってしまった。

それ故、作って縫いつけよう」

と言った。

そして新羅・高志など各地の岬を

切り取って綱で引き、

繋ぎ合わせて出雲国を大きくしたとされる。

 

出雲大社へのお参りを決めたとき、

大国主様とお話をしていて出てきた

お話は、”国づくり”だったのですが、

その時にイメージで出てきたのは、

筋骨隆々のお相撲さんのような、

どっしりがっしりとした体躯の若い男性が、

褌一丁で海に腰までつかりながら、

綱を引っ張って島を引き寄せる様子でした。

 

?国つくりってこんな話だったっけ?

と調べてみると、

大国主大神様の”国つくり”と、

八束水臣津野命様の”国引き”がありました。

 

この国引きのお話を、母に預けられた

祖父母宅にあった絵本で読んでいたようで、

ここにきて色々と繋がることがありました。

 

長浜神社の御神氣は、

力強いですがどこか柔和で、

女性的な面もあるように感じました。

国引きをして国を大きくし、

勝利を引き寄せる神様と言われてはいますが、

もっと大きな、

包容力すら感じられる神様で、

とても穏やかな気持ちで

参拝をさせていただき、

御朱印を書いていただいたのでした。

 

帰り際に、住職さんのようないでたちの、

尼さんのような女性とすれ違い、

ご挨拶をさせていただいたのですが、

やっぱりどうにも女性性の

大きな器を持つ神社

という感覚がありました。

 

帰りのバスが来る頃丁度に階段を降り切って、

来られたバスに乗ったところ、

同じ運転手さんが運転をされていたので、

なんだかホッとして出雲市駅へ

向かったのを覚えています。

 

出雲市駅へ到着してからは、

お蕎麦を食べたり、

辺りを散策して楽しみ、

時間の新幹線へと乗り込んだのでした。

 

座席に座ってほっと一息つきながら、

今回の旅を回想しました。

 

出雲大社、稲佐の浜の弁天島、

長浜神社とお参りをさせていただき、

御神域の内に居らせていただいて、

感じるエネルギーや受け取らせていただいた、

非言語の”御言葉”は、

あまりにも大きくて、そして抽象的で、

こうして書いている今も、

まだちゃんとした答えが

見つかっていないくらい、

繊細で複雑なものでした。

 

こうして足を運ぶ前は、

神様からのメッセージを頂かなくては、

とか、

この神様はどのようなご利益があって、

とか、

そういう神様レポ―トのような形で

お届けするのが良いのかな?と、

使命感を持って挑もうとしていたのが、

思っていたのとは違っていて、

 

神様方はただただ静かに

佇んでいらっしゃったのでした。

シンプルに感じて欲しい、知ってほしいと。

何故人が神様の住まう社へ来て

手を合わせるのか、

そのようになっている人と神との関係を、

繋げているものは何なのか。

 

それを、どうか伝えてと。

 

だから当初に言っていた、

男性の力を取り戻す事とか、

筋肉は裏切らないとか(言って無い)、

そういった”言葉”はこの度に繋がる

導線でしかなくて、

本来の目的は、私がこの眼で見て、

知ることの中にあるようです。

 

その気づきが、いつ自分の中から

芽生えるのかはまだ分からないですが、

今回の旅は、日本の神様を深く知ることに

大きなきっかけを与えてくれました。

 

大国主大神様、素戔嗚尊様、

沢山の神様方に感謝を申し上げます。

 

そんな清々しい気持ちで、窓の外を眺めていました。

 

 





粉ああああああ

雪いいいいいいいいいい


窓の外は猛吹雪で、清々しいを通り越して

凍えてしまいそうでした。
ねえ神様私本当に嫌われてないよね!!!?

 

この後天候不良でしばらく停車してしまい、

乗り換え駅の岡山まで無事到着するか

どうかが心配でした。

 

禊がれすぎていないかさすがに。

 

 

幸い数分間の停止後、電車が動き始めて、

無事岡山駅まで到着しましたが、

乗り換えの移動時間が短くなってしまい、

元々そこまで待機時間が長くなかった

東京行きへ乗る方は、

結構本気で疾走されていました。

 

それまでとても軽やかで心地の良かった

感覚がふっと消え、

夢から目覚めてしまったような、

現実に戻ったかのような感覚があり、

意識が切り替わったのが分かりました。

 

もしかしたらなのですが、

出雲大社で感じた御神氣は、

神社内に留まらず、絶えず溢れて

大きな範囲を護っていらっしゃった、

のではないかなと思うのです。

その範囲は例えば、

島根県全体を覆うような。

それくらいに、神様の力は本来

大きいのではないでしょうか。

 

最後まで、オチ(大雪)までぬかりなく

ご用意していただいたような、

何とも不思議な旅をさせていただきました。

 

今年はこのようにして突発的に

神社にお参りさせていただく機会も

あるかと思いますので、

その時は、またブログに

書かせていただこうかなと思います。

 

長文をお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

オマケ。

ニコニコ動画でピアノ演奏を

されている方で、だいぶ昔に

フォローさせていただいたのです。

 

柔らかで繊細な演奏が心地よいのも

あるのですが、

 

 

ここからですね~!!

 

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お時間のある方は見て見てくださいな〇

 

 

それでは今日はこの辺で。

 

雪の日の冷たさと優しさを、

桜を見て振り返りながら。

 

おやすみなさい。