妖精についての考察 | 石読みと人間観察ラボ

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 和歌山の海ではしゃぎ倒して帰ってきたのですが、

日焼けで背中が痛いです。

ラッシュを勧められて持って行ったのはいいけど、

着るの忘れて水着のままで泳いでいたら背中がヒリヒリします。。。

 

 家にあった精油で、日焼けとかに効果あったものがなかったかと調べながら探してみたら、ラベンダーとティートゥリーが皮膚の炎症とかに効果があるみたいなので、簡単にスプレーを作ってシュッシュしようと思いました。そこに、数年前に購入したメントールクリスタルを発見。

メントールクリスタルとは、ペパーミントに含まれるメントール成分を特殊な製法によってギュッと凝縮してクリスタルのように結晶化させたもの。ラベンダーとティートゥリーと、水と満月で作ったジェムエッセンス、そしてメントールクリスタルを加えてよく振ってからスプレーすると、

スプレーしたところがキンキンに冷たくなりました(体感だけ)。

ヒリヒリするたびにスプレーしていたら、日焼けの落ち着いていく経過がめっちゃ楽。

いや、夏にメントールめっちゃお勧めかも・・・。

 

こんにちは。石読み師のサカモトです。

 

メントールクリスタルがなくても、ハッカ油は薬局でも売っとります。

お風呂とかに入れてもいいみたい。

入れすぎると凍えるからマジで気を付けてね。

 

 

 で、今回は妖精についての考察。

 

 一口に視えざる存在と言っても、発する波動は皆それぞれ。

一説によると、妖精は天使に近い役割を持っていたりするようですが、

天使に比べるとやや陰性のエネルギーを感じます。

なんとなくですが、それを”魔力を帯びた精霊”というような位置づけで考えていました(中国では、妖精を妖怪の一種と捉えているようで、妖精と妖怪がごっちゃになっている書物もありますが、波動やエネルギー的には妖怪の方がさらに陰の気が強く、若干湿度を感じます)。

 

 それをさらに深く考えるきっかけとなったのが、鏡リュウジさんのこのツイート。

 

 

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ボブ スチュアートさんは、スコットランド系のイギリス人で、英国の魔法、神話、伝説、民族の研究家であり、ケルティックハープを奏するミュージシャンであり、詩人らしい。

(年齢が知りたかったのですが)それ以上詳しいことはネットで調べても出てきませんでしたし、著書は多数あるそうですが、おそらく和訳はされていないように思います。

 

片や、ロバート カーク。1644年12月9日誕生、1692年5月14日没。

スコットランドの牧師でありながら、異教の文化であった妖精の研究をしていた人らしいです。

 

詳しくまとめられているサイトがあり、時間のある方はこちらを読まれると良いかなと思います。めちゃくちゃ詳しく書かれているし、生前の事がほとんど記されていなかった部分を推理されていらっしゃって、それもまた面白いです。

 

謎の牧師ロバートカークを追う


 そこから少し抜粋させていただくのですが、

ロバート・カークは妖精をこのように考察していたようです。

 「妖精たちは、かつて悪魔(デーモン)がそうだと考えられていたように人間と天使の中間の存在だと言われている。 
 妖精は知的にすぐれており、もの事を知ろうとする精神と軽くて形の変えられる身体、例えば「アストラル(幽体)」と呼ばれるようなものからできており、なにか凝縮された雲のような感じの存在で、とりわけ黄昏どきに人の目に触れる。 
 妖精の身体は、それを動かす精神のもつ精妙な作用を非常に受けやすくできているから、意のままに現れたり消えたりできる」


 ※井村君江著 「ケルト妖精学」ちくま学芸文庫 P121~122 

 

 カークが妖精を見たり話したりできたのかというと、それは解りません。ただ、この文章を見る限りでは、話すことはできなくても、何らかの存在の気配を感じることはできていたのではないかなと思います。

 

 で、このサイトを運営されている方が、独自に調べられて、ある書物から、悪魔について考察された文章も発表されています。

『悪魔の肉体は凝固した空気にほかならないから、凝固した水(すなわち雪や氷)と同じく冷たいはずである』

 これが正しいかどうかはさておき、今でもイギリスでは、幽霊(ゴースト)が現れるときや悪魔がいる部屋は気温が下がると言われています。日本でも体温が下がりすぎるとよくない者が寄ってきやすいとか言いますし。

 

 ただ、1600年代、何を悪魔と言わしめたのかというと、異教の者の信仰対象だったりしたのではないかなと。

スコットランドの宗教は、キリスト教が大多数を占めていると言われている。その中での異教徒というと、やはり多神教、女神信仰などのペイガンが主となるのではないかなと。

そして、この地域で女神と言われている存在は、永らく魔女、人を貶める妖女、悪女とされてきた。最近になって女神として再評価をされている存在もいるそうで。

となると、妖精から感じる陰性のエネルギーは、その地に伝わる女神から受け継いだものだったとしてもおかしくない気はするなぁ・・・。

 

 陰だから悪いとか、陽だから良いというものではないのですよ。

陰性のエネルギーとは柔らかい、冷たい、曲線的なエネルギー。

陽性のエネルギーとは、固い、暖かい、直線的なエネルギー。

どちらも相まってこの世界には存在しています。

そして、どちらでもない中庸のエネルギーというものもあります。

 

良い、悪いではなく、性質的にそうである、とご理解いただければと思います。


ロバート・カークさんの著作に

「エルフ・フォーン 妖精の知られざる国」

という作品があるそうで、そこに詳しく記されているみたいです。和訳はされていませんが、英文は読めるみたいです。

妖精の知られざる国

 

 

しかし、ボブ・スチュアートさん・・・

鏡リュウジさんの口ぶりから察するにまだご存命なのだとは思うのですが、1690年代に生きていた方と会ったって凄いな。

ちなみにロバート・カークさんは死因がはっきりしていないそうで、いくつかの死因と、行方不明説があり、いまでもスコットランドの妖精の森的なところを彷徨っているとかいないとかいう説もあり。

 

 実に興味深いですな。

 

 

というわけで、そんな謎が謎を呼んだだけかもしれない考察を読んでいただき、ありがとうございました。

 

明日、妖精のオルゴナイトを発売します♪

宜しくお願いいたします。

 

 それでは、新月を前に摩訶不思議なエネルギーの溢れる夜を○