サカモトさんが幼子を抱えて家に入れなかった話。 | 石読みと人間観察ラボ

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天然石を愛で、石読みで誕生した
クライアント様の魂に呼応する
マクラメ編みオリジナルブレスレット等をお届けいたします。

マクラメブレスレット作ってます。

オーダーや石読みについては

あと、



 オーダーメイドブレスレットについて、ブログに載せることを快諾してくださった皆様、ありがとうございます○
 これから順番にご紹介させていただきますので、楽しみに待ってていただけるとありがたいです○

今日は友人と一緒にSTONE FAMさんへ◯
妖精ちゃんも連れて行きました♡

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心なしかウキウキしているペティカム(右)

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すごい水晶と日光浴びてご満悦◯

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石に囲まれながら見物するクールなピティコム


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やっぱり楽しそうなペティカム(笑)
ラブラドライトのシラーがキラキラに☆


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持って行った石たちとパロサント&セージで浄化。今まで2人同時に目が合うことが少なかったんだけど、真っ直ぐ見つめられてなんか照れる(笑)




 で、今日はちょっと違う話をば。

 ここ最近、色んな形で変化の波がやってきて、その波に揉まれているような感覚があって。
それは自分だけではなくて、身近な人でもあるようなところがあるのです。

 今、土星が逆行しているらしく、そのせいなのかはわかりませんが、なんとなくやり過ごしてきた課題に直面しているような、そんな印象を受けるのですな。


 お金もそうだし、パートナーシップもそうだし、何より自分とちゃんと向き合えてるかって言うところだと思うのです。それが浮き彫りになった金曜日の出来事でした。


 金曜日の夕方に、仕事帰りの実父が顔を出しに来たのです。
父は実家で母(祖母)の介護をしながら、介護タクシーの仕事をしていて、
仕事が三時とか四時に終わるときがあって、そんなときに家に遊びに来るのです。
それで一子を公園に連れて行って遊んでくれたりするのですが、この日は一子がみんなで公園に行きたいと言うので、全員で外へ向かったのですが・・・。

 さあ帰ろうかというときに鍵が無い。

 うちはオートロック式のマンションなので、鍵が無いと門前払いです。
公園にも落ちていないし、周りをウロウロ探してもどこにもない。
すぐに帰ってくるつもりだったのでスマホは持っていたものの、軽装で出てきちゃったし・・・。イヤイヤ、何やってるの自分・・・。
 自分を責めてしょんぼりしていると、父が実家にいったん帰ろうと言ってくれて、
タクシーで実家に向かいました。実家は隣駅の距離なので近いのです。

 今となってはなんでだろう?なんですが、タクシーの中で私ずっと”怒られる、どうしよう”って思ってたんですよ。なんかずっと怖いって感情がぐるぐるしてました。
旦那に電話して事情を話すまで凄い落ち込んでね。話すとき涙目だった(笑)

 でも、旦那は全然怒ってなくて、淡々とというか、いつもののほほんとした口調で
「ちゃんと探したんやんな?まぁまた帰ってから探すし、とりあえず実家に寄るわー」
と言って。

 子供たちも実家大好きだから、はしゃいだりおばあちゃんに遊んでもらったりしてました。
父方のおばあちゃんは私が小さい頃に親代わりに育ててくれた人で、今は亡き祖父が経営していた理髪店を手伝う傍ら、数字やひらがなを教えてくれたり、裁縫や編み物、料理の基礎のお米とぎとか、野菜を切るなどを教えてくれました。
 だからか、あんまり母に育てられた記憶がなくて(怒られたとか、厳しかったイメージしかない)小さい頃の思い出っておばあちゃん家のことばっかりなのね。

 十年くらい前かな?認知症を発症し、それがゆっくり進んできて、誰が誰かというのは分かるみたいなのですが、同じことを繰り返し聞いたり、同じことを言ったりします。

 テレビで報道されているような徘徊したり被害妄想がある感じじゃなくて、
いつもベッドでニコニコして、みんなが優しくしてくれてありがたいって涙ぐむばーちゃんまじ天使。

 この日もいつものようにおばあちゃんに挨拶したら、手をギュッと握って、頭を撫でて、
「甘えたいんか?甘えたかったんかぁー。小さい時から今でも可愛いなぁー」
って言われて。
おばあちゃん、もう半分ボケてんのに、なんでわかるんやろうなぁ。
張りつめてたのが一気に緩んで、ボロボロ涙が出た。

 それからはずっと年の話を繰り返してて、うんうん言いながらそれを聞いてて。
帰ってきた母の料理を食べながら、皆穏やかに笑ってて。

 なんだかこの世界には優しさしかないみたいだった。

 私が思い込んでいた”怖さ”って、一体なんだったんだろう。
幼少期から蓄積されて行った、怖さに繋がるパターンみたいなもの。
おそらくは母が代々受け継いできた業のような。
そういうのが浮き上がってきたのかな。

 そして世界が優しいってわかったら、過去まで一気にひっくり返るんだねー。

 結局それって、私が素直に甘えられていなかった、助けてって言えてこなかった。
なんでも一人で出来るようになって、強くなりたいって思いながら、大丈夫って気張ってきたから見てきた現実だったんだな。

それもいい加減にしろと言うことで、人に頼らざるを得ないシチュエーションが展開されたような。そんな計らいを感じた一日なのでした。



そして次の日管理人室で落し物として届けられていた鍵をあっさり返してもらうというね(笑)


それでは皆様、おやすみなさい○