何の取り柄も特技もない私に母はピアノを与えてくれました。

病気がちで引っ込み思案でどちらかと言うとおとなしい性格でした。

ピアノは最初からずば抜けた才能はなく、落ちこぼれからのスタートでしたが

母はピアノを習わせるだけではなく、「あなたにはピアノしか取り柄がない」と言わんばかりの教育をしてくれました。

そんな教育を受けながら私はある時から「私にはピアノがある」とすべての行動が自信へとつながるようになりました。

そこから全ての行動が変化をしていきます。

人前に立つ喜び、拍手をもらう喜び、音楽で自分の感情を表せる事で喜び、悲しみが自然と体から発信出来る様になりました。

そして今

私の全てを変えてくれた音楽をもっと色んな人に教えたいと思う様になりました。

その思いが今、指導者への道に繋がっています。

そして現在、音楽と言う宝物を発信出来ることに感謝しています。