私は子どもとかかわる仕事をしているのだけど、男性も育休を取る時代になった。
育休の取り方も多様で、現場の負担もまぁまぁある。
なので、
自分達の時は…とか、彼が普段仕事をちゃんとしていないのに…とか、育休10割負担の方針は羨ましい…とか言う人もいる。
分かるような気もするけど、
やっぱり子どもとかかわる仕事だからこそ、気持ち良く取らせてあげたいと思うんだよね、と彼に言った。
すると彼が、今の社会は、特に日本は自分が得するか損するかにさせられている社会だから、そういう風に思うのは仕方ないよ、と言った。
彼はドイツで暮らしていたので、ドイツの人々を例にして、
成熟した社会であれば、例えば育休10割負担は自分の時はなかったから羨ましいとは思うけど、社会にとってはそうなった方がいいから、うちの職場もまぁ良かったねとなるのだと言った。
私が、
彼ももう少しうまく仕事をしてくれれば、周りもあまり言わないと思うんだけど…と言うと、
彼が、
それを言ったら極論として、障害のある人が助けてもらったら申し訳なさそうにしなきゃいけないと言ってるのと同じかもね、と言った。
そして、彼が育休を取ることと、仕事をちゃんとできないのは別のことかな、と言った。
なるほど。
日本は、きちんと権利を得るための職場環境が整ってなくて、残った人に負担をかなり強いられる社会だから、成熟した考えにはなかなかいかないのかもしれないなと思う。
珍しく真面目な会話の夜となった。