彼と私と
80歳の私の両親のミュンヘン旅行。
ミュンヘンには美術館が3つあるのだけど、例えばゴッホとか、ルノワールとか、日本人に馴染みの多い絵がたくさん所蔵されている、ノイエピナコテークが2029年まで閉館となっていた。
両親は少しがっかりしていたけど、ノイエの展示作品のうち、30作品くらいをもうひとつのオルテピナコテークに展示してくれていた。
私は5年前に彼と見た、
マネの『アトリエの昼食』という絵にまた会いたかったかったのだけど、ノイエの30展示の中にそれが入っていて、とても嬉しかった。
母はセガンティーニが大好きで、
うっそー、まさかここで会えるなんて!と
とても喜んでいた。
帰り道、父にどれが良かった?と聞くと、
セザンヌかな、と言った。
彼は、クリムトかなと言った。
それぞれお気に入りの絵に出会えて豊かな時間を過ごした。