私は子どもとかかわる仕事をしているのだけど、毎月、年長クラスの子ども達に
『おはなし』(素話)をしている。

絵などがなくても、子ども達は想像しながら
とても喜んでおはなしを聞く。
昨日はグリム(ドイツ)の昔話で『おおかみと七匹の子やぎ』のおはなしをしたのだけど、本当によく聞いた。

彼は仕事上、昔話などにも詳しいので、帰ってからその話をしたら、とても面白がって、大いに盛りあがった。

おおかみがとうとう家に入ってきた場面での子ども達の真ん丸の目、
おおかみが井戸に落ちて死んでしまった時の安心した顔。

彼は、おおかみ怖わー、と言ったり
子ども達、最後はほっとしたんだねぇ、と言って喜んで聞いた。

彼と今日のできごとを話す時間はとても
楽しい。
ひととおり話が終わると、彼が
とってもいい話だね、と静かに言った。

それにしても
彼の話す言葉はいつもきれいだ。