先日、父の病院に付き添った。
入院前の受診時は歩くこともままならず、車椅子
移動だった父が、今回は自分の足で最初から最後
まで歩くことができた。
レントゲン、採血などの検査後、3科受診…と、
階をまたいでの移動。
朝から昼過ぎにかけて3科まわるのは、私でも
くたびれるのだから、高齢で持病もある父は、
よく頑張ったと思う。
皆頑張ったので笑、病院の帰りに鰻屋に寄った。
鰻屋のうな丼なんて、私、何年ぶりだろうか![]()
本当に、ホントに美味しかった![]()
お腹はもちろん、脳も満たされ、家族には若干
申し訳なさを感じつつ
幸せな気分を味わった![]()
この先、もう鰻じゃなくて『なすの蒲焼き丼』で
いいや、と心の底から思うほどに満足した。
私の正面に座って食事をしていた父。
何度か、緊張する場面があった。
聞くと、嚥下のリハビリはサボりがちだと言う。
楽しく過ご(食事を)したいなら、やる事をやらない
と、医療の力を頼るだけでは限界があるよ…という
ような内容を、言葉を選びながら伝えた。
頑固な父に、説教じみた言い方は逆効果になる。
リハビリの先生は、どんな言葉がけでやる気を出さ
せていたのだろう。
想いを伝えるって難しいと思った。