先週は、気がつくと先々の心配ばかりをしては、

それが頭から離れず、夜中に目覚めてそのまま朝を

迎える…ショック、という1週間を過ごした。



息子の体調があまり良くない。

梅雨入り前から梅雨明けにかけては、毎年のこと。

1年を通して絶好調!となる日は、数えるほど。



そんなことは、もうわかっている。わかっている

けど…息子がつらそうだと、私もつられて元気が

なくなる…ダウン

ある程度までは、踏みとどまることが出来るけど、

それが出来なくなることもある。



私が考えても仕方のないことだということもわかっ

ているし、

生きている間に、親としてしてやれることをする

しかない…ということも承知している。



それでも、周期的にネガティブ期がやってくる。




病名も治療法もまだ分からず、お互いに不安でいっ

ぱいだった頃のこと、

19歳の頃の息子の言葉を思い出していた。



「もう、10代が終わる。俺の人生終わったな…」



ものすごく、悲しかった。

その言葉に対して私は、

その時精一杯の言葉を返した。



「あなたの人生は1日に換算するとまだ午前6時

なんだって。

まだ起きたか起きてないかの時間で、始まっても

いないんだから。そんなこと言ったらいか…(泣)」






この、人生を一日に換算すると…というお話は、

人生相談で聴いた、三石先生の言葉の受け売り

だったのだけど(^_^;)

息子は、「そんな考え方もあるのか」と思った

そうだ。







三石先生は、テレホン人生相談の相談員をされて

いる方で、甘えている人にはとことん厳しく、

頑張っている人には優しく寄り添い、少し厳しく…

あまりにハッキリ物を言うので、相談者に怖がら

れているところも、聴いていて面白い。


私はこの先生が好きなので、

私も、行き詰まった時には三石先生に聴いてもら

って、目一杯ダメ出しされて、バシッと叱られたい

…と思っている。←真面目な話。





この『人生を…』の話を知った、相談内容を大まか

に説明させていただくと…



相談者は60代女性👩。

若い頃から、親の借金を返す為に必死に働き、

結婚したら、旦那に浮気され、それが原因で

うつ病になり入退院を繰り返した。

その為、息子さんの大学の費用が払えなくなり、

結局、息子さんは引きこもるようになり、退学。

2人で家を出て、旦那とは別居中。

しばらく平穏に暮らしていたが、(相談者に)病気が

見つかり手術。

退院後、すぐに復職はしたものの、ミスが多く、

職場からもう少し休むように言われた矢先、

今度は、別の病気が見つかり手術。

手術は成功し、命拾いはしたものの…


ソレに気づかないまま…、手術せずに◯んでしま

えば良かった。

親の借金の返済の為に、若い頃からずっと馬車馬

のように働き詰めに働き、誰にも甘えることも出

来ずに生きてきた。

もう、こんな人生は終わりにして、また生まれ変

わって、もう少し、普通の人生を歩んでみたい。

人生をやり直したい。

あの時、◯んでいれば良かった…という考えから

離れられない。

生きる意欲が無くなってしまった…という、

切羽詰まった相談だった。




この時、三石先生が

人生を80年だとして…の話をされた。



『私(先生)が20の頃。

人間の寿命を80年だとして計算してみたら

20歳は 1/4  だから (20/80=1/4)

1日に換算すると 午前6時   (24h×1/4=6)


今の私は、午前6時なんだ。と、

何でも出来る…そんな気がした。


ふと気づいたら60歳になっていて、換算してみたら

人生の3/4終了したところで、今は、夕方6時。  

夕方の6時といえば、「酒飲み行こう!」

「コンサート行こう!」と、「さあ、これから

何して楽しもう?!」というところ。


さあ、これから…の時に、わざわざ終業前の仕事の

ことを思い出して、

「大変だったな。やり直したい…」なんて思うのは

勿体ないでしょ?』と。



そして…

「あなたは、今まで起きてきた1つ1つをしのいで

きた。クリアしてきたのだから、それをやり直し

たい、なんて思わずに、手柄として自分を評価して

欲しい。

過去の出来事を思い出して、辛かった、苦しかった

やり直したい、なんて思う必要はない。

過去にとらわれては駄目。

今からの時間を、ワクワクしながら楽しんで。」と。



相談者の女性は、鼻水ジュルジュルで号泣。

リスナーの私も同じく。笑


でも、この女性。最後の方は、とてもスッキリ

されたご様子で、声の張りが全然違っていた。



「私の頑張りを認めてもらえて、褒めてもらえた

んで、それが嬉しかった。また、頑張ります!」

と力強く宣言。



この時、もうお一人の先生が(確か今井先生…?)

「あなたは誰にも甘えられなかったと言ってた

けど、世の中はそんなに甘くないから〜。笑。

自分に甘えればいいのよ。」と言っていたのも

印象的だった。


※言葉はちょっと違っていますが、

全体の雰囲気は合っているはず。




この相談者の女性。

今頃はきっと、、、肩の力を抜いて、楽しく生活

を送っていることでしょう。





私は現在50代だから…今は午後3時。おやつの時間?笑

50も半ばなので3時は過ぎて午後4時台か。

終業時間に向けて、もうひと頑張りの時間帯にいる。



アフター5(←死語?)を心置き無く楽しめるように

今の時間を大切に過ごさないとね(⁠^⁠^⁠)