2024年正月。いやはや、石川、能登地方にお住いの方にはお見舞い申し上げます。
私も日本海側のとある地方に帰省していて、今回の震災に遭遇しましたが、多少距離もあり、そこまでの被害もなく、一時的な避難だけですみました。
その後も地震アラートは石川地方のはなり続けていて、震度5弱、5強の通報をみる限り、落ち着かない日々が続いていることと、思います。
本当に心よりお見舞い申し上げます。
ごめんなさい。
これしか言えない、言えません。
さて、なんて、大変な時節ではありますが、暗い話題だけでもあれなので、少しお馬鹿ネタで書きます。
人によってはご不快なネタかもしれませんので、適当にスルーでお願いします。
この帰省していた年末年始に、
ムラタコウジさんの書かれている、
「だぶるぷれい」という作品に出会いました。
作品的にも少々エッチな箇所もあって、「みなさんに推奨」というわけにはいきませんが、
この方の「あとがき」とかを読んでいて、は、は、はっ、すみませんね、50オーバーのおじさんですが、中高校生の頃の甘酸っぱい思い出を思い出してしまいました。
個人の特定を避けるため(特定されようもないとは思いますが、念のため、お許しください。)、多少設定は変えてます。小心者でごめんなさい。
私、小学校の頃から、地域のスポーツ少年団に所属し、野球に汗を流していました。
とはいえ、私のいた小学校のチームは「参加することに意味がある」程度の弱小チーム。
同じ中学校区には全国大会にも出るようなチームもいて、私は「野球は小学校までだな」と心に思っていました。
ところが、中学進学し、のほほんと暮らし始めている私に近づいてくる人物が…。
先に書いた「全国にもでるチーム」で「エースで4番打者だったやつ」でした。
クラスも違うのに、「こいつどうしたん?」程度に思っていると、「野球部の見学に行こうぜ!」という誘いでした。
「はっ?」「ムリムリ!」「なに言ってんの?」「中学校区最下層のうちがいけるわけがない」と私の脳内は大騒ぎです。
きっぱりと断りましたが、諦めてくれず、結局何日かの攻防のあげく、「一緒に見学に付いていくだけ」という条件で、放課後に見学に行くこととなりました…
一緒に行った彼は「野球部に来るのが当然」という人物だったので、見学に行ってもすぐに先輩らとフツーに会話し始め…
と、しばらく経って、先輩らが隣のオドオドしている小動物に気づき始め、「こいつも新入生?」という話になり、出身校を答えたとたん、「えええーっ!」「あそこ出身なんていないじゃん?」「何年ぶり?」という話題が続き、先輩らからとても珍しい「新入生」扱いで覚えられてしまいました。
その後、部活を決めれる1ヶ月の間、学校で先輩らに見つかると、「野球部に入るんだろう?」と優しく(?)お声をかけていただくという生活が続きました。
いやー、なんであんなことになったのか、いまだによく分かりませんが、何故だか、1年生、先輩らから声をかけつづけていただき、個人的には不安一杯で野球部に入ることとなりました。
※最初に声をかけてきた「エースで4番」ですが、小学生の時の中学校区の大会で、私にきれいなヒットを打たれたことを覚えていて、熱心に野球部に勧誘してくれていたとのことです。私は「たまたま打てた」としか思ってませんでしたが、あちら(エースで4番)からすると、相当印象に残っていたようです…
さて、前置きが長くなりましたが、
「中学校区内の最下層民」でしたが、なんやかんや続けていると、2年生時の新チームからは試合にも出れるようになり、部活と勉強の毎日となりました。
まだ時代的にスマホもなく、「女子と付き合う」ということが、なんだかできない雰囲気だったし、「なんとなく気になる娘(こ)」がいても、積極的に話しかけるなんてことはできない中学2年生でした。
※私の小学校は1学年2クラスという人数だったので、卒業時には男女仲がいいというか、あだ名か名前の呼び捨てで呼び合うのが当たり前だったのですが、中学にあがって同じことをしていると、別の小学校出身者にからかわれてしまい、だんだん女子と距離が離れてしまいました…
そうこうしてて迎えたバレンタイン、な、何故か複数人の女子からチョコレートを渡されるという事態が発生。
※その後、ちゃんとは聞けてないのですが、複数人のうちの1人は確かに私に好意を持ってくれていたようですが、「1人で渡すのが恥ずかしい」ということから、仲の良いグループの女子が全員協力して、私にチョコレートを渡すというイベントになったようです。
※そして、残念ながら、そのグループに「私が気にしている娘(こ)」がいたために、話がややこしくなっていきます。
私としては人生で初めてバレンタインでチョコレートをもらうというイベントが発生し、その中に「気になる娘(こ)」がいたということで舞い上がり、あれこれもんもんと考え始めます…
あまりこういう相談をしない友人(男子)にも相談し、1ヶ月後のホワイトデーにお返しをしようという話で決まるわけですが、今だったら、「さくっと渡せばいいじゃん」って思うのですが、渡せなかったー…
だって、結局、バレンタイン後もその娘(こ)と親しく話せるようになった訳でもなく…
結局ですね…
その娘の机に放課後にこそっと入れちゃったんてすよ。
お互い消極的な性格だったもんで、その後も特段進展もなく、気づけば3年のクラス替え。なんですが、3年時もクラスが一緒になっちゃったため、私は「その娘の顔が見れてれば、それでいい」という発想から、告白することもなく、ちょっと遠目から横目で見ているという、ストーカーちっくな毎日をすごすんですが、まぁ、あの頃はそんな毎日でも不満はなかったですね…
さてさて、
オチというか、この話がいつまで続くのかですが、
結局、「その娘の顔を見れるうちは、それで幸せ〜」というモードになってしまってた私が、意を決して告白したのは高校3年生の時でした。
知人から「あの娘に彼氏ができたみたい」という話を耳にし、クラスも離れてしまったこと、これから受験モードにも入っていく、ということを言い訳にし、
はじめっから玉砕覚悟の告白でした。
結果は言わずもがな…
今思うと、自分の気持ちに区切りをつけたいがため、彼女に振ってもらうための、自分勝手な告白だったなーと思えますが、あのときはどーしよーもなかった。
いやー、4、5年、ひたすら一人だけを思い続けたわけですが、
というか、結局受験にも失敗し、はぁ、浪人時代にもこの娘だけを心の支えにして生きていたわけで、
きゃーーっ、
甘酸っぱいですね。
今だに、自分でもきゅんときます。
50オーバーのおっさんがすんません。
気持ち悪いですね。
なんだか、冒頭の
ムラタコウジさんの作品を読んでて、
なんか、
つい、
思い出しました。
元気されてるかなー。
幸せに暮らされてるといいな。
30年前に離れた地元に
つい、思いを寄せます。
なつかしい、
甘酸っぱい、
思い出です。
失礼しました。