えと。。ようやく入国するデス、クロアチア(笑)
なんだかんだと鍾乳洞をでると
まぶしいくらいの良いお天気♪
ここから一路、今晩の宿泊地
オパティアへ向けて3時間のバスの旅に入ります。
ん?
国境近くの山の中でこんなものが不意に飛び込んできました。
軍の施設かな?
そしてついにスロヴェニアから国境を抜け
クロアチアへと入国でっす。
ココを抜けたらクロアチア
…とはいえ至って出入国は簡単(笑)
座席に座ってるだけでほぼ素通りできるのでつまんないw
(ごくタマに担当官が飽きたら
パスポートチェックがあることも。。つか、帰国時体験~♪)
補足ですが…
イタリアからスロベニアへの入国は
EU加盟の何とか条約のため国境はあってないようなもの。
高速へ上がるためのETCゲートを通過するような感じです。
でもクロアチアはまだEUに正式加盟していないので
(入国時に参加表明したらしいので来年からはゲートフリーw)
書類チェック中w
スロベニアの出国ゲート
一応、バスの運転手さんのみ毎回、
書類に印鑑を貰わないといけないんだそうですヨ。
今回のスロヴェニア滞在は山の中だったからか
緑も多く、高速の柵の側で馬の親子が草を食み駆け回り
牛や羊がのんびり寝ころぶ牧場のすぐ横を走り抜けてきました。
家もメルヘンチックな可愛い感じでまさにハイジの世界
景色見てるだけでワックワクv
日本で云うお地蔵さん的に
十字路には綺麗なマリア像や簡素な礼拝所が設けてあって
鮮やかな色彩とお花で飾られてて
何度「バス止めて~!!!バックして
今の、写真撮らせて~~~!!!」と叫びたかったことか
ロータリーもハート
しかしクロアチアに近づくにつれ
なぁ~んか建物は薄汚れ、古めかしく
石作りでちょっとどよ~んって感じになって
景色も岩石ごろごろの真っ平らな草原で面白みがない
秋吉台を走ってる感じ?って…内心がっかりしてました。
まあ内戦のあった国だし、
復興したとはいえまだ荒んでるのかも…
と思ってたのはないしょです。
ポストイナからまっすぐ南下して
肌寒かった杜の国から一気に南国リゾートへ
正直、な~んか古い温泉街みた~いと思いつつ
荷物を置いたら食事を済ませてお散歩に♪
この日のお宿、『ホテル オパティア』
同じツアーの伯母様方と食後、
海辺を散策しながらこの地での私の目的、、
ヨーゼフの小道でも見つかるかなって
海沿いをみんなで歩きました。
ここオパティアはクロアチアの北部海岸にあたる
クヴァルネール地方にある静かな落ち着いたリゾート地。
ウィーンからも近いため、オーストリア・ハンガリー帝国時代には
ハプスブルク家の貴族達がこの辺りに別荘を建てました。
海辺に漂うエレガントな雰囲気から
「クロアチアの貴婦人」と呼ばれているセレブの街
東ヨーロッパリゾート発祥の地といわれています。
そして1844年に豪商イジニオ・スカルパによって建てられた
ヴィラ・アンジェリーナは彼の奥さんの名前をつけた別荘。
庭園にはたくさんの植物が植えられ、
彼の取引先である日本や中国、オーストラリアなどからも
集められた樹木(竹林もあったよw)が植えられています。
このとき日本から送られた椿が今ではこの街の象徴でもあり、
市のモチーフに彫り込まれてるそうですよ。(注:うろ覚え)
日本で出発前に見かけたブログの中で
勝手にリンクw 茶猫さんのブログより
クロアチアの風-オパティア
オパティアには「フランツ・ヨーゼフの小径」があると知り
オパティアにしばしば静養にきたという
オーストリア皇帝の名前をとった遊歩道。
エリザベートの旦那さんですお(笑)
見つけたら歩きたいなって思ってたんですが、
食後のお散歩でふと見ると
砂浜のない海はそのままプールで
透明で海風も気持ち良い♪。
振り返ればすぐそこに山があり気候も雰囲気も…
なんのことはない瀬戸内、我が家の近所の雰囲気そのもの。
肩すかしをくらったような心境ではあるものの
のんびりした雰囲気で治安も悪くないので
日が陰りつつある海沿いの石畳の遊歩道を
オサレなカフェの横をおしゃべりしながら
その先に続くこんもりした森に魅かれてつらつらと歩き周りました。
そう、ココこそが目指してた「フランツ・ヨーゼフの小径」w
プッチーニやマスカニーニ、
マーラーやロシアの作家チョーホフなどなど。
たくさんの著名人が創作に頭を悩ましながら歩いたという道(笑)
悩める作曲家の像(笑)
覗いてみたら、写真の展示とグランドピアノが置いてあったw
そしてその先にはオパティアを避暑地として知らしめた
ヴィラ・アンジェリーナがあり(知らずに歩いてたけどねw)
近代リゾートの先駆けとなったホテルとか
高級そうな雰囲気を楽しみながら暮れていく街並みを楽しみました。
この日の夕食はホテルでのビッフェ。
確かチキンを選んで食べたと思うんだけど
あまり面白みのない食事であったと。。
朝も同様のバイキングだったかな(笑)
きっと、街中のレストランの方が美味しいよw
そしてココでジェラートを食べながら
一人、満月を眺めた夜(笑)