ものすごく久しぶりにブログを書いています。 | 祈りの天使画帳

ものすごく久しぶりにブログを書いています。

皆さんお元気ですか。すごく久しぶりで手が震えます。

おおおおおおおお(叫んでみる。)

 

しばらく思うところがあって、ブログを更新できずにおりました。

 

油絵がどんどん大きいサイズになっていって、展覧会に出したりするようになって、ときに入選させていただいたり、嬉しいことがあったりしました。今は50号を描いています。(とか書くとじまんぽくて嫌な感じですが、すごいみなさんの後ろをついていっているへっぽこ絵描きです。だけど絵を描くのが、絵が好きです。うしおととらの潮くんみたいな感じで想像してもらえるといいと思います。

 

思えば、小さいころに美術館で大きい絵を見て(今思えばあれは100号だった)(もっとかも)大きい絵に憧れました。

美術系の学校に行くことができなかったという後悔がぐるぐるしている人生でしたが、年を取り、いろいろまわりまわって幸運なことに、尊敬する先生について、大きい絵を描いて、ということができるようになりました。

 

そうなるとネット上と、現実と、どこまでブログやツイッターに描いていいか、自分の中の尺度でわからなくなってしまいました。たとえば、公募に出す絵は結果が出るまではネット等に上げてはいけない、という決まりがあるところがほとんどです。そうなると、途中経過はいいのかな?デッサンや下書きはダメなのかな?と悩んで、とにかく迷惑だけはかけてはいけないと考えて、ネットとの距離がわからなくなってしまいました。

 

結局は、私の杞憂で、おそらくブログをやっているくらいなら問題はなかったようです。でもその界隈でそういった話を聞かされ、何か私が迷惑をかけてはいけないと、そういう小心者の性格なので、もう、臆病さなら小さいウサギにも負けないくらい臆病なので(勝てる)、杞憂が脳内をぐるぐるしていました。

 

あいかわらず絵を描いています。本当に絵が好きなんだな、描いているのが好きなんだな、そう思っていたのですが、ツイッターにも書いたのですが、インク沼という深い沼に、決して一度はまったら、私は絶対好きな世界だから、でもお金もきっとかかるし、インクは限りなく存在し、生まれていくし、万年筆は美しいし、ガラスペン!ガラス?あんな割れやすいもので絵を描く?!(もちろん文字だって書ける)いやいやどんな御大尽さまや、それを許されるのは市役所の人だけです。そんなことはあきまへん。私が持つなんてそんなああ・・・綺麗・・・ダメダメ!(走り去る)そんな気持ちで日々暮らしていて、あれは私は近寄ってはいけない尊い清い世界だと思ってムツゴロウのようにはいまわっていたのですが、つい最近とある万年筆を検索していて、、気が付いたらもう息ができないところまで沈んでいました。夜中テンションなので文章がおかしいです。先に謝ります。ごめんなさい。

 

インク沼って書きたかったのに、Pond って沼じゃなくて池だった

 

それからというもの、インクとガラスペンと万年筆と紙のことばかり話すようになり、息子に「何を話しても最終的にインクやペンの話になる。話し方が完全にオタクだよ!(息子もオタク)俺の話したかったことが何だったか忘れた!」と電話で怒られ、それでも耳からインクが流れ出てしまう私の状態に自分でもまずいと思ったりという日々の中、サトウヒロシさんという方の「万年筆ラクガキ講座」という本に出会い、その中に描いてあることにとても共感し、(私も上手くなったら発表しよう、とずっと考えていました。ちなみに今の私の油絵の先生は、「うまく描こうと思わないこと」ということをいつもおっしゃっていて、私が習いに行ったのは、その言葉を聞いたとき、カミナリが落ちたみたいに衝撃を受けたんですよね。そして弟子にしてもらいました。)インクはすてき、万年筆はすてき、ガラスペンもすてき、そしてラクガキでいい。ラクガキだったら気軽な気持ちで、今、アウトプットしたくてパンパンになったこの気持ちも、このネットの海に少しずつ流していってもいいのではないかな、そうだよね、そうだといいな、いや、そうでしょ!と自分を鼓舞し、久しぶりに投稿させていただきました。

おかげさまで元気です。皆様の健康を願っています。どうぞよろしくおねがいします。