3. リフレ派は量的緩和を推し進めるだけで害はないと思っていたが、消費税増税の黒幕だったとは……。疑わしきは決めつけて滅ぼせ！ 1/2
＞日本は２３年連続で世界最大の対外純資産を持つ
＞お金持ち国家の地位を維持しています
食べ歩きが趣味で、毎日が外食という気楽な独身貴族の私ですが、飲食店で話したときに一番驚かれる鉄板ネタが、この「日本は借金大国などではなく、世界一の対外純資産国。世界一のケチケチ緊縮財政国家だからデフレを脱却できないし、GDPも伸びない」という、新聞やテレビの報道とは正反対の事実についてですね。ここで興味を持ってもらえたオーナーシェフへは、その他の説明も理解してもらいやすくなります。
＞誰かが６千兆円借りているということは、
＞必ず反対側に「６千兆円を貸している人」がいるのです
「誰かの負債は誰かの資産、では『国の借金』は誰から借りている？ ブブー、外国から借りているのではありません。財務諸表における貸借対照表（バランスシート）、その中の純資産が日本国は世界一」という説明についても、やはり経営者（オーナー）であれば理解してもらいやすいです。あとは「誰かの支出は誰かの所得。ここでの食事代はお店の売上、それが仕入れ代やスタッフの給料へと回り……。なので、消費税は丸ごと廃止すべき」などの説明も、比較的反応がいいように思います。
思うに、「日本にダイヤモンド鉱山が発見されました！ これで日本の財政問題は解決です。今後はお金を無制限に使えるものとして、あなたがやりたい政策は何ですか？」みたいなパブリックコメントの募集を行えば、「このご時勢、防衛費を2倍にした方がいいのでは？」「アメリカで退役した原子力空母を買おうぜ！」「そもそも消費税要らなくね？」「高速鉄道網と高速道路網の充実を！」「鹿しか通っていない高速道路は無料にせよ。財源はある！」「少子化対策にカネを使え。国内の披露宴や新婚旅行には補助金を！」「中韓との宣伝戦に負けないような対外宣伝機関、対外工作機関を作り、世界中に展開させよう。異次元の予算計上を！」といった具合に、有権者だけでなく政治家や知識人からも多数のアイデアが集まることでしょう。
ポルシェ万次郎 2014-06-05 09:20:10
4. リフレ派は量的緩和を推し進めるだけで害はないと思っていたが、消費税増税の黒幕だったとは……。疑わしきは決めつけて滅ぼせ！ 2/2
もちろん、実際はダイヤモンドの市場価格の下落や供給制約の問題が発生するわけですが、要は日本国に財政問題など存在しないことを理解してもらい、国家の繁栄のために必要な財政出動を行ってもらおう、国民に理解してもらおうという趣旨になります。
＞「言葉に騙されるのはやめよう」に、ご賛同下さる方は、
「詭弁妖怪・ぺらりひょん」の詭弁術にも要注意ですね。
本日配信の「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」に、三橋氏と渡邉哲也の共著『仁義なき世界経済の不都合な真実』の書評が掲載されていました。
宮崎正弘「気鋭の二人の論客がじつにわかりやすいしゃべり言葉で解析した」（2014-06-05）
宮崎正弘「（倉山満の書いた『増税と政局』は）著者の主観が濃厚、なかば強引に活写した評論」（2014-04-16）
それぞれの著作における「主張の具体性」を比較すると、評者の感想は概ね上記のとおりです。倉山兵団よ、宮崎を討て！（笑）
倉山満、J-WAVEに登場！MCと意見が合わず
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23674224
上記動画でも、妄想史家の『増税と政局』における論拠の乏しさが、司会者より疑問視されている印象です。
ポルシェ万次郎 2014-06-05 09:20:35