鋙
二十代の頃、
田舎から出てきた
世間知らずの友達を
からかって
嘘をつきまくっていた。
面白いように騙されるので
ウソのつきがいがあった。
◆嘘1◆
「これ、絶対に言うなよ。
カニ○楽のカニな。
アレ
道頓堀にある生け簀で
養殖してるから、
採れたて新鮮やねんぞ。」
◆結果◆
次の週キャバ嬢に
その話をしまくって
バカにされる。
即俺に電話してきて
ぶち切れ(笑)
◆嘘2◆
「通天閣知ってるか?
あれな、
南アメリカだけやけど、
英語表記やったら
『Two Ten Cock』
って書くらしい。
これホンマの話な。」
◆結果◆
俺がいる前で
自分の彼女に
得意げに話す。
南アメリカ限定って事を
猛烈かつ
情熱的にアピール。
ラテンノリ来た(笑)
と心で笑ってたら
まさかの彼女もすっかり信じてしまい、
目の前で二人が
『Two!
Ten!
Cock!』
コールを繰り返すため、
俺笑うの超我慢
◆嘘3◆
「俺、携帯変わったから
教えとくわ。
最近の携帯番号、
090とか080とかで始まるんじゃないねんなあー。
今から言うから
コールしてくれる?
110の…
×2××、
3×5×。
はいコールして。」
◆結果◆
110が頭のため、
ある公務機関にかかってしまい、
テンパる。
ある日、
そんな彼の地元へ
旅行に彼女と行く事になり、
「良いデートスポットはないか?」
と尋ねて、
教えてもらった
『フラワーロード』。
夜景も綺麗で
花がたくさんらしい。
レンタカーを借りて
向かった山奥は、
急カーブごとに
たくさんの花が置いてある
暗い山道やった…。
なるほど、
『フラワーロード』。
してやられた 。
めっちゃ恐かった。