名前。
柿木という名前。
読めそうで、少し間違って読まれたりする私の名前。
多くの人がこれを
カキノキ
と読む。
これはなんか思い込み。
柿木と書いて『カキノキ』と読む名字の人は結構多い。
だから、私の事も名札をみたりして
「カキノキさん」
という。
そういうときは、笑顔で
「違います」
と言って訂正を加える。
すると
「へーめずらし」
と必ず言われる。
こんなのは日常茶飯事だ。もう慣れた。
次に間違うのは
『カキモト』
惜しい。
漢字にして棒一本分惜しい。
これは単なるはやとちり。
昔の奈良県(私の出身地)の知事さんと一緒の名前。
大学までの奈良で過ごした数年の間こんな風に間違われることが多かった。
なんとなくノスタルジ。
1番めずらしかったのは
『カシキ』
うーん…
『カ』だけあってる。
これは珍しい間違い方だ。
この呼び方をしたのは大学一回生の時の英語の先生。
日本人のおばちゃん。
英語先生だったからなのか、漢字が少し苦手だったのか、出席取るときも問題をあてるとき必ず
「カシキさん」
と呼ばれた。
始めの頃はいちいち訂正していた。
しかしいちいち間違ってくる。
先生VS私。
勃発するも、三ヶ月後には根負けして甘んじて
『カシキ』
を受け入れる。
完全敗北。
私は今年はこの授業では
『カシキ』
だ。
そして、夏休みを越え大学に行ってみると、その先生は出席を取るとき私の名を
『カキギさん』
と読んだ。
なんか二回負けた気がした。