オリンパスは寄り付く | 個別株も225も!株式投資スクール プロフィットラボCEO伊東のブログ

オリンパスは寄り付く

ども、株式投資スクール プロフィットラボ の伊東です。

相変わらず、欧米の上昇を消化できない冴えない日本市場です。
政局もあり、円高もあり、オリンパスを筆頭にしたガバナンスへの不安
もあり、世界市場の影響も受け、三重苦、四重苦状態の日本です

さて、ここのところ話題のオリンパスは、監理銘柄に指定されました。
今日は値ごろ感への思惑から、買いが入り連日のストップ安はいまのところ
避けられた状態です。

ところで、監理銘柄ってなに?ってことでちょっと整理してみましょう。

まず、監理銘柄には、

「監理銘柄(審査中)」「監理銘柄(確認中)」ってのがあります。
オリンパスは現在「監理銘柄(確認中)」です。

上場廃止にいきなりなってしまうと、投資家の逃げ場がなくなってしまうため
いきなり上場廃止にはせず、危険な銘柄だよと注意喚起をするために、
監理銘
柄指定が行われます。
注意喚起ですので売買は可能です。


今の状態は、法定期限内に四半期報告書を提出できないという状態ですので、

「監理銘柄(確認中)」

でこの内容に虚偽記載の事実があれば「監理銘柄(審査中)」となり、東証が
その影響の大きさについて審査に乗り出すわけです。この審査により
上場廃止基準に該当すると、上場廃止が決まり、整理銘柄に指定されます。

少なくともオリンパスは、監査法人の適正意見を付けた四半期報告書を
12月14日までに提出しなくてはいけません。

そして、簡単に言うと東証がこれを認めれば「監理銘柄(審査中)」は
解除されます。
審査継続が必要となれば「監理銘柄(審査中)」のままです。

一番最短では、上記の四半期報告書を12/14に出せないと、
上場廃止が決まり12/15から整理銘柄入り、
1ヶ月後の1/15に上場廃止となります。
その間売買は可能です。

審査にかかる期間は、内容によりますのでこれは一概には言えません。

上場廃止だからといって、必ず、株が無価値となるわけではありませんので、
そこはお間違いなく。

まぁ、いずれにしてもバクチ好き以外な方は手をださないことですね。


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