FOMC議事録に金融緩和の継続姿勢 | 個別株も225も!株式投資スクール プロフィットラボCEO伊東のブログ

FOMC議事録に金融緩和の継続姿勢

今日も冴えない動きとなった日本市場ですが、なんとなくリバウンド
ってとこなのかもね。
買い材料は無いしねぇと・・・・ただちょっと方向感が読みにくい

どもども、投資スクール プロフィットラボの伊東です。

昨晩の米国市場は上昇しました。
上昇の理由として、FOMC議事録に金融緩和の継続姿勢とありますが、

FOMC議事録に金融緩和の継続姿勢があると
なぜ株価は上昇するのでしょうか?

まず、FOMCですが、
これは、アメリカの金融政策を決定する会合のことで、

「Federal Open Market Committee」の略称です。
日本語では連邦公開市場委員会と訳されます。

日本でこれに該当するところは、「日銀金融政策決定会合」です。

このFOMCで米国の金融政策の方向性を決めるわけです。

例えば、景気が悪くてお金が回っていないから、
みんながお金が借りやすくなるように金利を下げよう、だとか
逆に、お金が回りすぎていて物価高を招いているから
金利を上げて、お金を借りにくくしようだとか、

すごぉ~く簡単に言うと、そんなことを決めるのがFOMCです。

今回のFOMCは、4月26~27日に行われました。
内容はFOMC直後に発表されるのですが、
詳細な議事録はそれからしばらくたって公表されます。

昨晩の米国市場は、この議事録で
「金融引き締め方向に転じる時期については意見の一致を見なかった」
ということで、

すぐに金利を上げるということにはならない

お金の流動性状態は続く
(行き場を探すお金がある)

株買い(そのお金を株へ向かわせる、もしくは株に向かうであろう)

という連想モードになったのです。

ですがFOMCの内容はすでに公表されていた訳で、
議事録によって詳細まで確認されたってことにすぎませんから、
これが続くかどうかは疑問符付きです。



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