(。・ω・)ノ゙ HIROです~
一月も中旬に差し掛かり皆様も新年会のまっただ中なんじゃないかと思います!
こんな寒い日は日本酒を燗してキュッといきたいですよねぇ(´艸`*)
日本酒といえば、皆さん中々苦手な人も居るんじゃないかと思いますが、敬遠される理由って皆さん同じことをいうんですよ。
「二日酔いがひどい」「酒が残る」って答える方が多いですねぇ。
でも、少し日本酒の知識を身につければそんなこと全然無いんですよ!
ってことで今日は少しだけ日本酒のお話をしてみましょうか(*^^)v
まず、日本酒って大きく分けると
普通酒(三増酒)本醸造 純米酒 吟醸 純米吟醸 大吟醸
ってなるんですけど、二日酔いがひどい、酒が残るって言う人は大抵普通酒を呑んでいる可能性が高いんですよ。
日本酒では一番安価ですし、一般的な居酒屋さんのお酒は普通酒が多いですのでおそらくコレが原因かなぁって思います。
普通酒って本来の日本酒を造る工程に水と「醸造アルコール」を大量に加えているんですが、それをすることで普通の工程よりも三倍の量の日本酒ができるって仕組みなんです。だから安価なんですけどね。
本醸造も醸造アルコールは加えてあるんですけど、普通酒のように大量には使っていないんです。あとは米を磨くんですけど、大体30%位削って造ります。精米度合70%って標記になりますね。
味は比較的キリリとした辛口になることが多いです。
次は純米酒ですが、これが日本酒の古来の製法にだいぶ近い作り方をしているんです。
精米度合は60%で造るのが一般的かなぁって思います。原料は米と糀だけで醸造アルコールは使用していないんです。だから、日本酒で酒が残るって人は是非、純米酒を呑んでみてはどうでしょうか(*^^*)
次に吟醸酒ですが、原料は米、糀、醸造アルコールです。
吟醸なのに醸造アルコールを使うの?って思っている人もいるかと思いますが、これには理由があるんです。
吟醸は精米度合が50%付近なので、そこまで米を磨くと酒の雑味に繋がるたんぱく質がほぼ無くなるんです。酒にとっては良いことなんですが、酒を作るとなるとそうもいかなくて、大事な酵母の発酵を促す栄養分になるのが実はタンパク質なんですよ。
酵母がうまく発酵できなくなると、酵母は自ら栄養を作ろうとしてくれるんです。そこの段階で酵母から香りの成分が生まれて吟醸ならではのフルーツのような香りが生まれるんですが、そこで微量の醸造アルコールを加えることで香りが増すって仕組みなんです。
吟醸と純米吟醸の違いはざっくりですが、吟醸は端麗辛口、純米吟醸は濃厚でコクがある感じですね。
純米吟醸のほうが吟醸よりも少し高価なのは米を使う量が純米吟醸のほうが多いからなんっですよ。だから濃厚になるって訳です。
大吟醸は「しずく酒」とも言われたりするのですが、吟醸酒の工程プラスぽたりぽたりとゆっくり濾過して作るのでもの凄く手間暇かかっているんです。だから、数量も作れないですし、高価なんです。ほんと、一度は呑みたいですよねぇ。
ってざーーっと説明しましたが、少しでも「なるほどぉ」って思って頂けたら幸いです。
美味しい日本酒を飲んで、楽しいひと時を過ごして又明日の活力になれば最高ですよねっ