私事ながら前回の「ご飯論法」で、昨年気合入れて

書き続けた「舞いあがれ!振り返れ!」の投稿数55を

超えましたが「朝ドラを回想します」で並んだった(56)

なので仕切り直し、今度こそ昨年の僕を越えてみます。

(尤も「バカがうつる日本語」は何年もやって56だけど)

ただ前回の3時間で書けた。今回の2週間…なんでやねん

 

 

本編前に「親ガチャ」がらみの話。高須クリニックの

高須幹弥が↑に触れて「親ガチャという言葉は使わない

方がいい」て動画を投稿した。そしたらプチ炎上して

謝罪動画も投稿した。この人たまに謝罪動画出すけど

今回のは批判コメントが珍しく多く見られた。

 

動画の内容自体は至極真っ当で、この前の僕のブログと

大方似てた。なので炎上した理由が僕にはサッパリ。

まぁ言ってしまえば、超お金持ち・高須克弥の息子で、

自身も医者でムキムキマッチョの明らかに勝ち組が

「親ガチャなんて言ってたら変に見られる」とか言えば、

親ガチャ失敗した(と思っている)連中から悪く思われる

に決まっている。下々の者どもは好意的解釈は苦手です。

 

まぁ言っちゃ何だが「嫉妬」が入ってるのかなぁ?

高須幹弥は生まれも育ちも勝ち組、親ガチャ成功事例。

そんな者から「親ガチャ使うな」言われたら反発するわな

でも文脈見れば話の意図は分かる内容だし、そもそも

「親ガチャ成功者は親ガチャを語ってはいけない」なんて

決まりあったっけ?言論の自由って知ってます?無論、

配慮が足りなかったと言えばそうなるか?面倒な世の中。

 

でもさ、人間なんてそもそも平等じゃないんだよ。

そりゃ機会は平等であるべきだろうが、生まれや育ちなんて

平等になるわけない。そりゃガチャなんて言われます。

人生はゲームのようなもので、初期ステータスから差が

あったり装備品や所持金に差があったり、成長速度だって

マチマチ。数値的話をしたら平等なんてありえない話。

これを是正するには親も金も全て均一化するしかない、

でもそれってどこのユートピア=ディストピアですか?

 

ただし人生は決してゲームではない。遊び半分でやると

えらい目に合います。ましてや数値化で語りきるなんて

出来っこない。今回は数値の話(2017年)だからね。

久しぶりに本歌取り、古畑任三郎でした。

 

 

「9.98/29連勝」

 

主・桐生祥秀/藤井聡太
違・35億、ブルゾンちえみ。これはギャグなのでOK

 

 

2017年の選考委員特別賞だってさ。まぁ記憶にはある

陸上の桐生選手が100メートル走で日本人初の10秒を

切った偉大な功績です。それはそれでスゴイと思いますが、

別に流行っていません。それに時間で言ってしまえば

カール・ルイスは84年で9.86、ボルトはもっと速い。

比較してもアレだが、数字は比較のためにあるものです。

 

29連勝は藤井君(当時)の連勝記録。それはそれで凄い

のだが、これも流行ってません。本人だって通過点に

過ぎないと思っていることでしょう。現に藤井棋士は八冠、

タイトル総なめです。これまた連勝記録で言ったら白鵬は

63だっけ?ボクシングなんかじゃプロ50戦無敗で引退

なんてのもあるからね。ああそうだ、那須川天心は確か

「格闘技50戦で無敗」なんて書かれますが↑にしたら

いい迷ウェイザー惑。数字が一人歩きする悪い見本。

でも数字にしたら比較されるのは当然の帰結なのです。

 

 

「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」

正直不動産で主人公が言ってた台詞、蓋し至言。

今回の場合、流行ってもない数字を引っ張り出して

さも流行したよ~と嘘の宣伝をしております。

野球大好きおじさんはしおらしく「トリプルスリー」で

大はしゃぎしときゃいいのに、あ、大賞受賞↑してたっけ。

 

最近では「数字」が一人歩きするケースが目立ちます。

コロナ初期は何県で何人とか東京で何百人とか。

まぁ半ばパニックだったから仕方ないけど、田舎じゃ

誰々が感染したーとか大騒ぎ。その根拠は数字です。

誰も彼も数字に恐れていた…と言っても過言ではない。

 

大リーグなんかは大谷大谷騒ぎすぎて、書くこと

なくなったのか「打球」の速度まで記事にするようになる

そりゃ投手の投球速度ならわかります、そりゃ重要。

打者が一塁まで駆け抜ける秒数も重要です。大谷は約4秒で

一塁に到達するそうで。イチローは4秒切る超快速。

でも打球の速度が188キロだーとかって情報いります?

別に200キロでも160キロでも得点できりゃいいんで

ないの?ましてやホームランとかなら不要な情報。

 

これが連勝記録とかになると本当に参考数値になってしまう

あ、別に馬鹿にしてませんよ。井上尚弥の戦跡にケチつける

人ってどういう人生送ってきたんですか?ただこれ重要で

井上尚弥は誰と戦ってきたかが重要。その大体がタイトル

マッチで相手はチャンピョン(級)ばかりの強豪ばかり。

 

一方、双葉山の連勝記録に肉薄した白鵬の場合、相手は

大体格下。当時の角界は一強多弱なので「そりゃまー」な

結果。結果的に稀勢の里が阻止したが、あれ顔面に張り手

入ったら白鵬プッツンして敗北。あそこで勝ってたら

70連勝してたと思う。偉大は偉大な記録なんだけど、

何となく価値を見出せないのは対戦相手のせい。ましてや

那須川天心の連勝記録ってヒクソン・グレイシーの1/8

でっせ。え?比較するなって?数は比較に使うんだよ?

 

 

 

数字を前面に出す連中ってそれしか

誇れるものがない証明。中学生の壁新聞?

「中身のないものほど数を誇る」たしかタフだったかな?

発行部数で漫画を語るようなもの、あくまで中身でしょ?

そりゃ流行語大賞って(言葉の)中身がないんだけどさ。

 

 

 

オマケ。正直不動産2第8話やっとこさ観ました。

正直、特に必要ない地主の息子が役に立った回。そして

正直、ウザイだけだったフルコミに振り回される回。

 

正直、タップダンサーが狂気じみてきた。憧れてた

ミネルヴァのモブ社員が引いている。やはり花澤は良心

 

正直、押しかけ女房…いいじゃないか~。こっちも狂気

じみてるが、許されるのは秋田弁のお陰。

 

正直、恨み買うのはミネルヴァ不動産だと思うのだが?

正直、登坂恨むか?月下いるんやぞ?