金曜日に「舞いあがれ!」総集編やってました。
後編は後日だって。これはやむなし。しかし、
私はこんなん(ブログ)いつまで続けるんやろ?
無論、最終回までやります。やりたい!(ちび舞風に)
何故にそこまでこだわるの?しつこかけん(刈谷風に)
何やかやで22週×2で44回やりました(番外含む)。
そんだけやれば次のビジョンが見えてくるもの。
やりたいことが形になって見えてくんねん(舞ちゃん風に)
んで、今回は最後に荒れた週です。あれこれ言われました。
「舞ちゃん社長に向いてない」「御園はただのイエスマン」
「そもそもこんねくとイラネ」「仙波と裁判やれよ」等々…
お前らヒマか?
フィクションなんだからさー。13分×5で話を展開
させるんですよ?裁判とかタラタラやれるわけないでしょ?
そんなの朝から観たいの?大体もう3月(放送時)ですよ。
課せられたエピソードを65分に入れなきゃ
ならんのだから、そりゃ無理も出ますわ。古畑任三郎
なんて、毎週実質40分(うち10分は冒頭犯行時間)で
犯人見つけなきゃならない。ドラマは所詮、虚構の世界
なのだから、多少は勘弁して下さい。ようやく本題。
いよいよ始動した「こんねくと」。河内大学の仕事を
引き継いでいるのでヒマではありません。しかし欲しいのは
新規の仕事。それを的場の紹介で貰えそうです。
やってきたのは仙波、パンチング(穴あけ)加工の職人。
趣味でデザインパンチングなるスキルがあるが、
それで商売にならんかなー?という低い動機。
まぁ最初はこのくらいの難易度です。
舞ちゃんはデザインパンチングに光を当ててランプにする
アイデアを出します。まさに隠れた技術にスポットライト。
ここからデザインやら取り扱いやら商品コンセプトやらを
御園と決めていきます(反対しないから御園は
イエスマンとか、馬鹿の一つ覚えの批判はやめようぜ)。
この時のBGMが「ラララ~♪」と鼻歌付きの超レア曲が
流れます。今回しか流れません。他のレア曲と言えば、
ミザリー秋月のテーマ(都合、2回)や
舞ちゃんの告白(1回+あとでもう1回)ですが、
この週は超レア曲がもう一曲流れます。お楽しみに。
(最終週でも1回だけ流れる曲があるので気にして聞こう)
それで仙波にプレゼン。アイデアそのものは現場の
職人では逆さに振っても出てこないので歓迎。
「よっしゃ、やったろ」とGOサイン出します。
しかし問題発生。金属加工や照明関係の職人がいない。
いやいるんだけど、性格に難がある人だそうです。
その人物こそが今週の主役、我妻さん。恐怖のヒョウ柄
大阪おばちゃん。この人の登場で、この週コメディ確定。
この後の週からはクソ真面目になるので問題ないです。
むしろコメディ週必須です。年明けから浩太の急死、
パイロット辞退、悠人の犯罪、ミザリー来襲と
暗くて恐い展開ばかり。笑える一週間でもいいじゃない。
それをあーだこーだーこんねくといらねーだーランプ
ダセーだーグチグチグチグチうるせー。うぜーの一言。
ほんで我妻さん、超濃厚キャラ。こんねくとの企画書見て
「ウチはやらん!」と断言。「IWAKURAさんの話や
聞いて来たら、何やこんね?」平仮名ぐらい読みましょう。
ここから舞ちゃんvs我妻さんの加工技術論が始まります。
これ専門用語連発なので割愛しますが、この手の専門知識は
佃良太脚本に任されます。思えば航空学校編の帯広パートも
↑で、航空機ネジも佃オリジナル。んで、この週で東大阪
専門知識をねじ込んでいきます、ネジだけに(つまんね)。
ついでにノーサイドで我妻さんに嫌味「IWAKURAさんは
娘に会社作らせて遊ばせる余裕あるんやな~」を
言われますが、舞ちゃんは遊びじゃないと反論します。
「新しいことやっていかないと工場が減る一方」と
我妻さんに協力を願います。それは痛いほど知っている
我妻さん、試作を引き受けます。強面ゲットだぜ!(失礼)
さてノーサイドでは舞ちゃんと久留美が世間&将来の話。
久留美はキャリアアップで長崎の病院に転勤したいが、
ドーベルマンが心配。その望月は津田さんにラグビー話で
接近中。津田「五郎丸かっこええな(2015年だから)」
望月「そうか?堀江の方がかっこええやろ(W杯前)」
そうか?松島幸太朗の方がかっこええやろ(断言)。
15年南アフリカ戦の縫う様な走りや、アメリカ戦の
低空タックルでのディフェンス。19年W杯日本大会では、
スコットランド戦で投げつけられても(略)。
こんねくとではランプの試作を何度も検討し、ついに
試作品が完成します。何と、へら絞り+パンチングで
加工された逸品(回転する機械で金属を延ばす技術)。
これを舞ちゃんはノーサイドで久留美に渡して、
使った感想をお願います。こういうのは顧客のアンケートで
ブラッシュアップしなきゃ完成度が上がりません。
その際、久留美の「長崎転勤&ドクターナースで救急医療を
究める」話を望月に話したか?と聞くが、久留美は躊躇。
「お父ちゃんも歳だし、長崎は遠いなって」と語る。
かつて舞ちゃんが大学中退&航空学校をなかなか話せない
状況がありましたが、今度は久留美が同じ立場になります。
そんな中、酔っ払った望月と悠人がノーサイドに来店。
この時台風が来ていたので、とても歩いて帰れそうにない
ドーベルマンを悠人と久留美が連れて帰ります。
舞ちゃんも第二歌集制作でデラシネに篭っている貴司くんが
心配で、急遽直行。出張に行っためぐみも名古屋から
帰れません。ものの見事に台風が直撃します。
ここから舞ちゃん&貴司くんinデラシネ。
デラシネで台風対策をした舞ちゃん&貴司くん。その直後
停電発生。雨が降りやまず舞ちゃんもデラシネに待機。
なので二人で回想。舞ちゃんは子供の頃、台風が来たら
お母ちゃんの布団に潜り込んだ甘えん坊だったそうです。
これが後の内向的感受性の強い舞ちゃんの誕生となる。
反対に貴司くんは台風が来ると嬉しくなって、外に出て
洗濯機みたいやな~からのオカンにシバかれたそうです。
ナイトドラマなら違う展開が期待されますが(以下略)
久留美&悠人withドーベルマンin望月家。
ドーベルマンを寝かせると悠人はさっさと帰ろうとするが、
停電発生。仕方なく望月家に待機する。そこで久留美が
こんねくとランプを披露。停電してるので妙に映える。
コレを見て嬉しくなる久留美に見蕩れる悠人。人の子です。
あと悠人の仕事は中々具現化しないので、ランプのように
形になって見える化されるのは、意外な成果なのかも。
久留美はここでも長崎転勤を躊躇する話をしますが、
悠人は「もっと親父さんを信用したって」とフォロー。
悠人はドーベルマンとよく酒飲むので、望月の悩み
「久留美が悩み事あるが、俺に相談してくれへん」と
聞かされています。悠人は久留美やドーベルマンの
パイプ役として親子の絆をこんねくとしているのです。
これは悠人の意外な成長、人は変わるものです。
ナイトドラマなら違う展開が期(終了)
次回は第23週後編。政治とは妥協だよby三島由紀夫
人物紹介ついに航空学校編。そりゃあんた、最初に
紹介するのは実質主人公のあのお方。
大河内守
- 自衛隊出身。人呼んでサンダー大河内。何それ?
- 自衛隊時代、米軍にそう呼称された(ベタだけど)とか
- 特技は弓道とシンバルキック(本人設定)
- 自衛隊除隊後、航空学校に就職。単に空飛びたいから
- いやこれ重要。好きこそ物の上手なれ。なぁ岩倉学生
- 06年帯広校で岩倉&柏木&水島を担当する。
- はっきり言って教官的には外れくじ。ろくなのいない。
- 子供とエリート君と現実逃避を指導する…他に回して
- 柏木迷子の原因を知ってはいるが、舞には教えず。当然
- 舞が水島残留を懇願するが無視。無私で接しなきゃね
- しかし水島フェイルに寂しい背中を見せる。ナイス演技
- 他の教官と違って嫌われポジ。学校にいる生活指導?
- 岩倉の着陸特訓を指導。実は熱血漢の一面もある。
- 熱出した岩倉にアイスの差し入れ。ややテレ、人間よの
- 「座らないか」からの対応は貫禄そのもの。名場面
- 岩倉の釧路空港緊急着陸に追いついて「右を見ろ」
- そんなん主人公確定じゃないですか~。柏木?誰それ?
吉川晃司演じる鬼教官…なのだが、怒鳴ったり殴ったりは
しない。内なる厳しさを無言の圧力で体現する名演。
それでいて学生思いのトップガン・マーヴェリック。
そう言えば都築ノートの「岩倉学生のお好み焼きは旨い」を
大河内が確認するシーン…観たかったなぁ(ないからね)。