岩倉家を真っ二つに分けたリーマンショックから4年。

ようやく不景気の燭光が見えた2013年8月、

東大阪工場の漆黒の闇で物語は始まった。

圧造螺兵イワクズ

明日も舞と営業に付き合ってもらう!

 

あ~僕なら毎日付き合います。舞ちゃんとならネジの

一億一千万本でも売りつけま~す。倫子「いらな~い」

(こんなアホ文のどこに怒り要素あるん?)

 

 

2013年って何も覚えてないんすよね。翌年2014年に

笑っていいとも最終回&モヤモヤさまぁ~ず2大江アナ卒業

ぐらいしかないっすよね?翌2015年ピチレモン休刊。

福原遥的大事件はこれぐらい↑っすかね?

 

覚えているのはテレビが地デジ化されて、何故かテレビ東京

見るようになって、モヤさま覚えた。これなきゃテレビを

諦めていた。タモリ倶楽部がいつまでも地デジ対応しない

のが面白かった。それが終わるとはね~…あ!

久保みねヒャダこじらせナイトが2013年開始でした。

当時見てないけどね。あ~岡村ちゃん見逃してたのか~。

 

そんな訳で深夜人間(モヤさまは夜7時から観てた)の私。

当然ながら視聴率など気にしません。気にしてどうする?

観て面白ければいいんだから。ましてやNHKって視聴料で

番組作ってるんだから何故に視聴率が気になるの?

民放ならスポンサー絡みで数字第一で構いませんがね。

 

そんな「舞いあがれ!」年末年始のリーマンショック編が

低視聴率でした。まぁあれだけヘビーな展開ならね。

しかし物語には必須。オープニングで紙飛行機が泣いてた

パートは終わり、いよいよ舞い上がる…かなぁ?で本題。

 

 

 

この頃舞ちゃんは営業部のエース。そりゃそうでしょ?

あの、かの岩倉舞が営業に来るんですよ?そりゃあーた

ネジの一億一千万本ぐらい買いますよね倫子「いら(略)」

 

貴司くんはデラシネで店番しながら短歌を作り続けて

います。かつての94年のように近所の子供が遊びに

来ている様は、時が止まっているかのようです。

 

そんで舞ちゃんも顔出します。スパゲッティ食べたり

一緒に短歌選んだり、わざわざデラシネでISO

じゃなくて、JIS Q 9100の勉強したり…

そりゃあーた「付き合うてるの?」て子供でも

思います。しかし二人揃って否定。この二人は以降、

これを彼方此方で聞かれます。傍から見たら夫婦ですわ。

 

 

そんな舞ちゃんには浩太の夢を叶えたい一心があります。

ある日、めぐみを誘って(てか半ば強引に口説いてた。

「山の頂上、目指そ?」と決め台詞。さすがはエース。

この営業パワーを貴司くんに向ければイチコロなのに)

航空機セミナーに参加します。めぐみは賛否半ばで。

 

その前にめぐみは悠人に会っています。月イチでPL見せて

業績調べてるもよう。悠人に言わせれば良い投資が出来た

ようです。この後めぐみが航空機セミナーに参加すると言い

「舞はお父ちゃんの夢叶えようとしてるんやわ」

これに04年の親子喧嘩がフラッシュバックする悠人。

(この時は悠人が浩太の夢をディスってた)

悠人も人の子、あの時あんな事言わなかったら…て思ったの

でしょうか?「やるだけやったらええやん」と推します。

舞には甘い?グラサン投資のカリスマ悠人です。

 

 

さて航空機セミナーですが、中小企業からは厳しい意見。

航空機ともなるとハイレベルな技術が求められます。

体力の無い中小企業では土台無理な話…ですが、質問

タイムで舞ちゃん挙手!それに驚くめぐみ社長。

「IWAKURAの岩倉舞です。東大阪には独自の技術が

あります。東大阪の町工場が力を合わせれば、

高い技術の製品を作ることも可能です」

 

これに興味を持ったのが菱崎重工の重役・荒金。

「職人達はプライドが高い、思惑もあります。力を

合わせること自体が難しい。それが出来ますか?」

舞ちゃん、少し戸惑いながらも「出来ます」

 

この後、デラシネに寄り道。舞ちゃん晩飯の相談を

貴司くんにすな。そんなん夫婦確定ですやん。あと多分、

野菜薬味多めの素麺とみた。茗荷とか入ってるのかな?

 

 

後日IWAKURAに来た菱崎重工・荒金。航空機エンジンに

使う新型ねじ試作&量産の依頼をしてきます。

これに難色を示すめぐみ。だが舞ちゃん図面を貰って

「検討させて下さい」と保留してもらう。

この図面を元に、めぐみ、笠やん、章兄ちゃん、宮坂他

職人達で協議する舞ちゃん。章「何の機械が必要かも

わからない」笠やん「雲を掴むような話やで」と難色。

 

しかし営業部エース舞ちゃん「しつこかけん」説得。

「IWAKURAが成長して来れたのは難しいことに

挑戦し続けたからじゃないですか?」

「先代の夢、叶えさせて下さい!」

 

これに笠やん「先代もえらい頑固やったけど、アンタ

それ以上やな。よっしゃ、やってみようか」

 

この時の笠やんの演技は演じて無いようで演じる妙味。

古舘寛治の名演です。この人の演技はそれこそ第1話から

最終回までブレることなく職人であり続けます。

舞いあがれ!きっての名バイプレーヤー。

 

 

めぐみも了承するのだが、本音では反対もあるかも

しれない。ただ、それ以上に舞ちゃんがリーダーとして

浩太の夢を実現させようとする姿がうれしいのでしょう。

仏壇の浩太に半泣きしながら報告する姿が微笑ましい。

 

 

 

この頃、貴司くんは長山短歌賞(芥川賞に相当)に

応募する。舞ちゃんの念が入っているので凄そう。

貴司くんにしてみたら乾坤一擲。後の人生を左右する事に。

 

久留美?次回でやります。

 

 

 

そんなで第17週後半。あ、ゴメン。その久留美、出番無し

 

 

 

誰も信じない人物紹介やります。

今回は五島最強の偉丈婦?間違いじゃないでしょ?


才津祥子

  • 旦那を亡くして以来、女手ひとつでめぐみを育てる
  • 船の名前はめぐみ丸。最終回まで運航する
  • めぐみを大学まで行かせる。しかしめぐみ中退
  • 浩太&めぐみの結婚に反対。半ば勘当
  • これを後悔。めぐみに出来る仕事「ジャム」作り開始
  • 商品名は「五島のめぐみ」母の愛です
  • 94年にめぐみ&舞を受け入れる。舞の病原を見抜く
  • 舞を放置するも自主性を芽生えさせるスタイル
  • ばらもん凧を舞と一緒に作る。夢中になってミスする
  • 悠人にも作ったが嫌がられる。喋るかなら~アレ
  • 歩にも作る。歩は気に入った模様
  • 島の仲間に木戸豪や浦信吾&一太、山中さくらがいる
  • 五島パートはこのメンバーによるショートコント
  • 舞の心の師。ばんばイズムが舞の行動源
  • 貴司の心の師。「自分を知っとるもんが一番強か」
  • めぐみと祥子の心の交流は親子の再生の物語

高畑淳子による名キャラクター。前半は強さと優しさ、

中盤は舞の心の支えのばんば、めぐみとの和解に至る母。

後半は老いから来る病と心細さ。出来ることが減っていく

寂しさを台詞無しで演じてのける。このドラマの大黒柱。