投資用不動産販売に携わり、かれこれ、20年が経ちました。
昔から、営業の世界では、「誰もが売れる仕組み」を作り出した者(企業)が勝つ、と言われます。
しかしながら、この仕組み作りに成功した者(企業)を、私は知りません。
我々の業界でも、生損保業界でも、その他金融商品を取り扱っている業界でも、結局は、
僅かに存在する、圧倒的にデキる営業マンと、その他大勢に分かれてしまうのです。
圧倒的にデキる営業マンは、いずれ、独立をしたり、他企業へヘッドハンティングされたりしていきます。
また、その他大勢の中では、一つ二つ抜きにでる者、平均な者、勝負に負け脱落する者、に分かれていきます。
現実では、多くの者は、脱落します。
当然ながら、各企業ある程度の営業マニュアルはあるものですが、それだけで、「売れる」とならないのが、営業の世界です。
他より、数、アタックする
他より、より商品知識を得る
他より、素直に助言を聞く
など、やはり、実戦で身に着ける要素の方が遥かに多いのが実情です。
希望と理想
限りある時間と資金
これらを秤にかけ、「誰もが売れる仕組み」が完成した時に、
好機を逃がし、市場が冷えていれば、それは果たして良い結果と捉えることが出来るのでしょうか?
奥深いお話ですね。