我々の業界は、独立しやすい様で、実態は難しいのです。

 

●前職場からのいやがらせ

 

●自分の実力を過信している(営業力のなさ)

 

●一緒に企業する者との確執

 

大きく分類するとこれに分かれます。

 

前職場からのいやがらせの中には、

同業他社への圧力や、金融機関への圧力が大きな事象です。

「あそことは取引しないでくれ!」と。

 

自分の実力を過信している

前職場の「看板」「仕事の環境」をうまく生かして、生かされていただけなのに、

「俺って、営業できるじゃん!」「独立すれば儲かるじゃん!」なんて思ってしまうヤツです。

結局は、一人でコツコツやる能力や、そもそも営業力がないことを独立してから思い知ります。

 

一緒に企業する者との確執

自称「できる営業マン」と、一緒に企業すると、結果的に数字が作れない為、給料の遅配などが始まり、

周りに迷惑をかける。中には、悪事に手を染める輩もおり、結局、空中分裂が生じる。

また、色々な同業他社で修行?した学生時の同級生や、仲間と企業する際も、誰が上?、誰が下?、の問題が発生し、余程のまとめ役がいなければ、結果的に分裂します。

 

と、まぁ、うまくいかない要素を書けばキリがないです。

 

しかし、この業界には悪しき文化で、前職場は独立を応援しない

※前職場と書いてますが、前職場の社長です

 

当然と言えば、当然なのかも知れません。

「売れる」営業マンが辞めてしまうと、利益が出ない、

又、それを真似し、「俺も」「俺も」と独立されても困る、、、

だから、会社は、ある程度、売れる営業マンには、餌を与え、高待遇で、社畜として飼うのです。

社畜として飼いならされた営業マン(役員など)は、正直、外に出ると、全く使いもんにならないのです。

この手の人間は、自分が「全く使いもんにならない人」と、自覚がないのでイタイ人となってしまいます。

「あの人、○○社で、社長だった人よ」「あの人、○○社で、営業のTOPだった人よ」

肩書だけだった人、と言った方が良いのかも知れません。

 

今、私のところに、同業他社の営業マンから、「独立」の相談が来ています。

 

「苦労」をコンコンとお伝えはしますが、若さ所以の熱量には勝てません。

 

この業界の悪しき文化、いつまで続くのでしょうね。

 

真面目な人には、応援は惜しみません。