投資物件を購入する際は、

 

絶対的に、売却ありきで考えなければいけません。

 

これを、「出口戦略」と言います。

 

いつくらいには、いくらでなら、売れる、という試算です。

 

売却してもよし、所有し続けてもよし、という、選択肢を増やさなければいけません。

 

ローンの残金でいつでも売れる状態であれば、何も怖いものはありません。

 

購入額(いくらで買う?)が狂うと、当然、出口戦略も狂い、大きな損失に繋がることが非常に多いです。

 

立地の悪い、高額な新築マンションを購入してしまった方は、ここに当てはまります。

 

出口戦略ありきでスタートすると、「いくらで買わないといけない」となる為、大きな損害には繋がり難いのです。

 

悪徳な営業マンのセールストークに引っ掛かり、

 

「数年後、高値で売れるんだぁ~」

 

「路線価を見ると、ドンドン値上がりしているなぁ~」

 

など、嘘?情報を掴まされ、信用し、高値で購入してはいけません。

 

物件を所有されておられる方々の中には、

 

「最初から、売却は考えていない。将来の年金作りだから・・・」

 

なんて、おっしゃる方もいます。

 

決してそれは、間違いではないですが、

 

負け惜しみで言ってませんか?

 

もし、プラス(利益が出る)で売れるなら、売りたいと思いませんか?

 

また、突発的に、お宝物件の情報が来た場合、そのお荷物物件を所有しているが為に、

 

買えないなんてことが起こりますよ。

 

っていうお話をすると、出口戦略の大切さを理解していただけます。

 

世の中にある投資商品全てにおいて言えることですが、

 

出口戦略(売却や手じまいのタイミング)

 

これの考え方が間違っていると、投資そのもの自体が間違った方向に向かってしまいます。

 

大きく間違ってしまうと、軌道修正がめちゃくちゃ大変です。

 

ここ数年、こんな案件ばかりです。。。苦