先日、昔からお付き合い頂ている保険屋さんから、
歯科医師の方のご紹介を頂きました。
このお客様は、勤務医時代に、投資用新築マンションを、
●節税目的
●将来の年金対策
として、メリット、デメリットを熟知され、合計5戸購入されました。
融資金利も、それほど高くはなく、収支に関しても、少しマイナスくらいなので、
今迄、余り、問題意識を持ってこられることはなかったみたいです。
しかし、ご家庭の都合で、売却を検討する様になり、
「売却一括査定」に出すと、
数社から、査定額の報告があったみたいですが、どこの業者も、とてつもなく安い金額査定となり、
ビックリされておられます。
販売元にも、査定を依頼されましたが、こちらも、安いと感じる金額だったみたいです。
5戸、全て売却する為には、少なくとも、約1000万円近くの損切となる査定です。
マイナス査定となる要因は、2つです。
●立地が悪い
●サブリース契約
サブリース契約のリスクを知らなかった為、販売元と、トラブルになっているそうです。
この様に、通常の運用時期は、なんら問題なし!と、思っておられても、
いざ、売却!となった場合、このサブリース問題が非常に大きな重しとなり、多大な損害を被る事があります。
戦っていくしかないですね。