先日、医師の方から、「節税」についてご相談をお受けしました。
年収が大幅に上がる為、節税を検討したいとのことです。
結論から申し上げると、
不動産投資以外で大きな節税効果を得れるものは、ない!
です。
新築の投資マンションを販売している業者さんのセールストークには、
「減価償却費が大きく出せる為、中古物件より、新築の方が節税効果が高いです」
と、よく使われます。
しかし、価格が高い為、収支はマイナスです。
減価償却費も年々減少します。
立地がまずければ、家賃も下がります。
節税目的で、高額な新築マンション投資は、絶対にやってはいけない、と言われますが、
ほとんどの医師の方は、だまされて、新築を購入されます。
手仕舞い(売却)したいと検討すると、売却価格と残ったローンとの差額に驚愕されます。
中古区分の投資でしか、出口戦略は立たない、ということなのです。
節税は、あくまでも、おまけ、みたいな感覚と思っていた方が良いですね。