以前からお伝えしていますが、
投資マンションの購入をめぐる若年層のトラブル
明らかに増加しております。
21歳の社会人の方が被害に遭われたケースのご相談もお受けしました。
では、この若年層の方は、一体、どういう事がきっかけで、物件の購入に至ったのでしょうか?
●友人、知人の紹介
●セミナーへの参加(金融セミナーなど)
●街頭アンケートや、イベント会場などでのキャッチセールス
被害者のほとんどが、上記のきっかけです。
購入された物件が、価値あるもので、損失がないのであれば、
問題はありませんが、
●毎月の収支はマイナス
●売却が難しい(損切額が大きい)
●サブリース付き
ご相談頂く方は、これらの要素があり、手仕舞いにすることが困難です。
当然ながら、若年層の方は、所得がそれほど高くはない為、
例えば、結婚を機にマイホームの購入となると、ローンが組めない、
空室時のローンの支払いが困難、リフォーム代の支払いが困難など、
色々と、購入してからの問題が発生します。
販売会社は、セールス時の常套句として、
「いつでも、売却出来る」
「損はしない」
これらを信用してしまうと、ホント、後悔しか残りません。
立地が良い物件を、適正な価格で購入すれば、大きな損失を被る事はありませんが、
立地が悪い物件を、高値で購入してしまうと、損確定となるのです。
この様な被害者を減らす為には、若者の金融リテラシーを高める必要性がありますね。