またまた、ビックリなご相談をお受けしました。
超大手企業(投資マンションも、ファミリーマンションも販売している)から、投資マンションを購入された女性の方です。
現在、3戸、ご所有されておられます。
色々と、購入に至った経緯をヒアリングすると、
①インスタで出会う
②まずは、会って食事をする
③お付き合いが始まる
④投資を勧誘され、友人を紹介される
⑤「俺も不動産投資しているから大丈夫!」「値下がりなんてしないよ!」
と、言われ、購入する
⑥数か月後、別れる・・・(連絡取れず?)
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はい、典型的な「デート商法」です。
しかも、ご相談者の方は、看護師をされておられます。
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教科書通りの、「デート商法」です。
やり方は、数年前に問題になったやり方そのままです。
以前、我々の業界では、この手のデート商法で物件の販売をしていた業者は、退場させられました。
「何が悪いんだー!」
と、開き直った会社もあったとか・・・
物件の販売行為自体、業者との出会いがどうであれ、
宅建業法違反などに抵触していなければ、問題は無いのかも知れませんが、
ただ、購入者の多くの方は、
●損はしないと言われた
●数年後売却して、利益が取れると言われた
●販売会社の社員でない者が勧誘行為をしている
●営業活動の中で、「嘘」の事を告げられたり、偽造した書類などを見せ、信用させている
●金融機関へ、虚偽の申告を強要されている
この様な問題が存在します。
今回のご相談で、その超大手企業が組織的に「デート商法」をしているとは断定できませんが、
なにやら、最近の不祥事やトラブルの内容を知ると、
有名大手企業のコンプラへの考え方の甘さが浮き彫りになってきたのかも知れません。