以前から問題になっております、
Wサブリース問題
またまた、当社にご相談が入りました。
一体、何が問題なのか?
入居者
↓
サブリースA社
↓
サブリースB社
↓
オーナー様
この、家賃入金の流れです。
例えば、
オーナー様が物件を購入する際、
このカラクリを承知で購入しておられるのであれば、問題ありません。
※メリット、デメリットの説明をきちんと受けている
しかし、オーナー様は、売主であるサブリースB社との契約しか把握しておらず、
A社の存在すら知らない事がほとんどです。
オーナー様が、物件を売却する際、
B社とのサブリース契約は、問題なく解除出来るケースが多いのですが、
A社は、A社とB社のサブリース契約を継承しなければいけないとの主張をしてきます。
オーナー様にとれば、A社の存在すら知らなかった、また、知っていたとしても、A社とB社間の契約内容など知る由もなく、
それを引き継がなければいけないなんて、当然、知りません。
しかも、B社とのサブリース契約が解除された時、紙切れ一枚で、「継承する」との同意書などが送られてくるだけ。
調べると、このタイミングで、A社はオーナー様に対し、「サブリース契約の重要事項説明」が必要ですが、ほとんどの業者は行っていません!
※国交省へ確認済
これによって、売却出来ない、売却価格が下がる、といった、オーナー様にとっては、大きく不利益が生じます。
不動産投資をスタートされる方にとっては、非常に不親切で、誠実性に欠ける契約とも言えます。
この様な、新築の投資マンションが増えていますので、注意が必要ですね。