サブリースのトラブル相談が続々と入ってきます。
内容の多くは、
●サブリース契約が解除出来ない
それによって、売却価格が非常に安くなる(売却出来ない)
これらのご相談の一番の問題点は、
買主が、サブリースのメリット、デメリットの説明を受けずに契約させられている
と、いう事です。
特に、都内の高額な新築マンションの販売会社は、ほとんどサブリース付きな印象です。
何故、都内の物件に多いのか・・・
それには理由があります。
販売時、家賃金額を水増しし、少しでも多くの銀行評価を得る為にやっているのです。
色々な雑誌などで、この問題を取り上げられて記事になっていたのを覚えています。
規模の大小はあるものの、「かぼちゃの馬車」(スマートデイズ)問題と同じです。
新築で購入された買主の方は、サブリース契約の為、入居者の開示を受けません。
なので、完成し、数か月経っているのにも関わらず、空室物件を掴まされているケースもあります。
「サブリースだから関係ないのでは・・・」
そうです。空室だろうがなかろうが関係ありませんが、
新築であるのにも関わらず、空室であるって事がそもそも、
●賃貸需要がある立地なのか
●募集家賃の設定があっているのかどうか
要は、クソ物件を高値で買わされただけ・・・
販売会社は、その空室負担も当然考慮しています。
それだけ、利益率が高いって事は、買主だけが損をするってことなんです。