先日、ご相談を頂いたお客様の内容です。
●東京都内 新築区分 2戸
●ローン総額 5790万円
●ローン金利 年利 約1、7% ローン期間 35年
●毎月の収支 マイナス 約3万円
皆様、どう思いますか?
このお客様のポイントは、
①ローン金利 約1、7%
・・・金利においては、○です。(低金利)
②ローン期間 35年
・・・新築なので、ローンは35年取れます
③毎月の収支
・・・マイナス 約3万円
金利が低金利で、期間も35年取れ、収支が大きくマイナス
何故なのか????
●価格が高すぎる (利回りが低すぎる)
●家賃が安すぎる (又は、サブリース契約)
答えは、これです。
毎月のマイナスの年額 36万円に、固都税 約12万円の負担を考えると
年間約50万円以上のマイナス。 10年で、500万円以上のマイナスとなります。
節税効果、昨年、還付金 3万円。。。
この、投資?は、果たして、正解か間違いか???
答えは、明確です。
この様な状況でも、「毎月3万円の負担は、どうってことはない!」と、おっしゃるオーナー様もいらっしゃいますが、
ホントに恐ろしい事は、もし、売却するとなると、一体いくらになるのか?売却価格です。
恐らく、今、2物件を売却に出すと、約1000万円以上の損切確定となるはずです。
シビアにみると、1000万円の損切でも、売却出来ないかも知れません。
今、東京都内、関西圏の投資用の新築マンションの実情が反映されているご相談だと感じています。