中古区分と一棟アパート
どちらの投資が良いのか?
これは、一概には良し悪しの判断は出来ません。
では、最近、当社にご相談を頂いたお客様の一例をあげます。
●一棟 中古 アパート 所有 (栃木県)
●ローン金額 14000万円
●スルガ銀行 金利 3、5%
●毎月のキャッシュフロー 約15万円 (プラス)
※毎月の管理手数料や、固定資産税などは含んでおりません。
この一棟アパートと、もし、ローン金額(19000万円)で中古区分の投資を選択されていれば、
●一戸 単価 1500万円 (関西の物件) とすれば、約9戸 所有
●金利 平均 約2、0%
●毎月のキャッシュフロー 約 10万円
当然、毎月のキャッシュフローだけの判断だけでは、一棟アパート勝ちです。
しかし、物件の立地から想定される、空室リスク、家賃の下落リスクを考えると、区分の勝ち。
もしもの、出口戦略においても、金額の小さい、区分の勝ち。
では、一棟アパートの大きな価値?は、一体どこにあるのでしょうか?
「土地の権利が残る」 ??? 「売却すれば相当な金額になる」 ???
こんなセールストークを販売会社は使うみたいです。
しかし、地方の立地の悪い、利回りの悪い、築古の物件は、ほとんど売れないのが実情です。
結論、「是非、購入の検討をしたい!」 「是非、買いたい!」と、買い手の付かない物件は、いくらスケールがデカかろうが、収支が良かろうが、公表の利回りが高かろうが、絵に書いた餅 という事です。
サラリーマンの方で、不動産投資を検討される方で一番大切な事は、
毎月のキャッシュフローではなく、出口戦略である!
と、いう事を知って頂いたいです。
※当然、キャッシュフローも大切ですよ。