リーマンショックの時に、
過去最高売上だったのに、倒産した!
という、不動産業者がありました。
なぜ?なぜ?
答えは、簡単です。
「儲かっていなかった・・・」
それだけです。
●販売物件の利益単価が下がったのか?
●建築コストが上がったのか?
●人件費負担が大きかったのか?
●宣伝広告費用の負担が大きかったのか?
●単純に、無駄遣いの企業体制だったのか?
上記の、どれかに当てはまります。 (全てに当てはまるケースがほとんどですが)
これらを踏まえて考えると、企業体というのは、
売上より、利益を重要視しなければいけません。
当然、どんな商売にも、「原価」があり、「原価」に付加価値を付け(利益)、販売する。
一見、不動産は、この付加価値(利益)が大きくなるものとして、一般のお客様には思われがちですが、決してそんなことは無いです。
当社が物件を仕入れる際でも、諸費用はかかります。
仲介手数料や、登記費用、もし、融資を使う場合は、融資手数料もかかります。
それらの費用、そして、仕入れた物件を販売する際の費用(広告費や人件費)、これらを考慮して、
利益が残るか残らないかを計算し、仕入れをかけていきます。
稀に、仕入れに失敗し、販売してもマイナスとなるケースあります。
全てがうまくいく! なんて事は、我々、プロでも絶対にありません。